トヨタ系の自動車部品製造会社「フタバ産業」(愛知県岡崎市、東証1部上場)の元役員らによる不正融資事件に絡み、不正融資先とされるロボット開発会社「ビジネスデザイン研究所(BDL)」(名古屋市)が、多額の公的融資をだまし取った疑いが強まったとして、愛知県警は28日、社長の木村憲次容疑者(63)と同社の元経理担当蟹江いずみ容疑者(52)を詐欺容疑で逮捕した。 発表によると、木村容疑者らは2008年11月、名古屋市の公的融資保証制度を悪用し、粉飾した決算書を市信用保証協会に示すなどして入手した認定書を銀行に提出し、融資を受ける資格があるように装い、約8000万円の融資をだまし取った疑い。 調べに対し、木村容疑者は黙秘し、蟹江容疑者は「社長の指示で決算書を粉飾したことは確かだが、融資契約については知らない」と一部否認しているという。
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