連載目次 前回は、VB6と同様の手法でWebアプリ(本稿では「アプリケーション」は「アプリ」と略す)を開発するためのASP.NETの機能を紹介した。 今回は、この中でもVB6開発者にとって新しい概念となる「ポストバック」についてもう少し詳しく掘り下げて見ていくことにしよう。 ポストバックの仕組み ポストバックとは、ASP.NETの開発時にHTTP処理を隠ぺいするための機能であることは、前回説明した。今回はその仕組みを簡単に説明する。 始めに、Webページ上のボタンをクリックしたときの処理の流れを見てみよう。 前回示したPerl言語を使った従来のWebアプリでは、ボタンを配置してあるページと、ボタンをクリックしたときに呼び出されるページが別であった。
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