英Arm(アーム)は、同社のIoT Services Group(ISG)を切り離し、親会社であるソフトバンクグループの傘下に移行する組織変更の予定を発表した(ニュースリリース)。ISG切り離し後は、中核である半導体IPコア事業へ注力するという。 Armは、ここ数年、IPコアだけでなくIoTの企業として成長する戦略を表明していた。例えば、ソフトバンググループ傘下になった翌年のプライベートイベント「Arm TechCon 2017」 では、展示会場の半分をIoT関連に充てた(関連記事:転身するArm、CPUコアの会社からIoTサービス会社へ)。しかし、昨年の「Arm TechCon 2019」の展示会場は、従来のように、基本的にIPコア関連一色に戻っていた。 今回の発表では、切り離し対象となるのはISGに属するIoTプラットフォームと米Treasure Dataとされる。すなわち、Armの「