全国大手家電販売店のPOSデータを基に、デジタル機器の販売台数や金額情報を提供するBCNは2011年1月13日、ノートパソコンやデジタルカメラなどデジタル製品の2010年の市場動向を発表した。 2010年のパソコンの販売台数は対前年比で102.6%、金額ベースでは105.3%とわずかな伸びを示した。ネットブックの登場により、2009年の平均単価は8万8200円まで大幅に落ち込んだが、2010年は9万600円と、やや持ち直している。スレート型パソコンの販売台数は、2010年7月以降は5%前後を占めた。 搭載OSは、64ビットに急速に移行している。特に2010年後半は64ビットパソコンの販売台数が徐々に増え、12月は32ビットが24.2%であるのに対し、64ビットか32ビットの選択式が22.7%、64ビットが53.1%を占めた。 デジタルカメラは、2009年はリーマンショックの影響で販売台数が
![パソコンは販売台数が微増、デジカメはミラーレス一眼が大躍進、BCNが発表](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)