インターネットを抜きにした生活など、もはや考えられなくなった今日、世界中のありとあらゆる情報(個人情報を含む)を握る米・グーグル社の優位性は高まるばかりだ。何か調べたい時は、とりあえずグーグルで検索すれば大抵のことは解決するうえ、人々のメール(Gmail)やビデオ(YouTube)、スマホ(Android)、人工知能、自動運転、果ては火星の地図に至るまで、彼らはあらゆるインターネットサービスと情報技術を牛耳るとともに、この世の森羅万象をアーカイブすることを試みているようだ。その企業理念について「生活を便利にしてくれる存在」と好意的に受け止められるならば何の問題もないが、“底知れぬ不気味さ”を感じる人々がいるのも当然だろう。 そして今、そんな人々の懸念を増幅させるような現象が確認され、海外オカルト界のみならず全サイバー空間に激震が走っている。なんと、グーグル社が提供するサービスの一つ「Goo