声明文を公表する全国霊感商法対策弁護士連絡会の弁護士たち=東京都千代田区で2024年3月23日午後6時12分、春増翔太撮影 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の被害救済に取り組む全国霊感商法対策弁護士連絡会(全国弁連)は23日、裁判所が教団に解散命令を出すことを見据え、教団の財産保全や監視、教団からの脱会を支援する法制、体制の整備を求める声明を公表した。解散命令に関する審問は2月に東京地裁で始まっており、発令された場合にその実効性を高める必要を訴えた。 声明で求めたのは、教団の財産を保全するための法整備▽解散命令確定後に選任される清算人の権限強化▽清算後も被害者が救済されるための法整備▽脱会者への支援体制の構築――など。この日、東京都内であった集会で公表した。