霊感商法などの悪質商法への対策を話し合う消費者庁の検討会が開かれ、4年前の法律改正で霊感商法に適用されるようになった契約の「取消権」がどのくらい行使されたのかについて、消費者庁は「報告規定がなく網羅的な把握は困難だ。裁判での例も確認できなかった」と説明しました。 これに対して委員からは、今の法律の課題の指摘や改善を求める意見が出されました。 7日に開かれた検討会には8人の委員が参加し、4年前の消費者契約法の改正で霊感商法に適用されるようになった取消権がどのくらい使われたのかについて、消費者庁の担当者から説明が行われました。 担当者は「消費者契約法は民事ルールのため報告規定もなく、行政が網羅的に把握することは困難だ」としたうえで、「裁判で取消権が行使された例も確認できなかった」と述べました。 また、問題となっている「献金」という形で多額のお金を渡す行為についても、取消権などの対象となる「契約
霊感商法や多額の献金トラブルで、道内でも訴訟が続く旧統一教会をめぐる新たな情報です。自民党の衆議院議員のもとに旧統一教会の関連団体から選挙スタッフが派遣されていたと関係者が証言しました。 6日に旭川市で、自民党・林祐作道議会議員の道政報告会が開かれました。道内選出の国会議員も参加するなか、旧統一教会と政治の関わりをめぐる連日の報道や指摘に「疑問」を投げかけるような発言が出ました。 甲斐啓二後援会長は「統一教会の会員の皆さんだって、日本国民であり道民であり市民なんです。そして別に詐欺をしているわけでもない。国民として一票を持っている。国民の皆さん、政治家が一票お願いしますといって何が悪い。本当に魔女狩りじゃあるまいし、わけわからん時代だなあと」と述べました。 参加した国会議員からもこれを後押しするともとれる発言が飛び出しました。 船橋利実参院議員は「いい後援会長さんがいて、林さんよかったね。
〈私たちは“国際合同結婚式”を応援します〉 1992年8月12日、産経新聞の紙面にこんな意見広告が掲載された。韓国のソウルオリンピックスタジアムで統一教会による合同結婚式が大々的に開催されたのは、その13日後、8月25日のことである。 紙面の下半分、7段を使って大きく掲載された広告の文面は、統一教会を称える美辞麗句のオンパレード。 〈国際合同結婚式は、悩める世界に明るい光を与えてくれるものと確信いたします〉〈統一教会は、国際結婚を通じて、民族間に横たわるさまざまな障壁を乗り越えています〉 広告主は「国際合同結婚式を支持する学者・文化人の会」。代表世話人の福田信之・元筑波大学長、世話人の金山政英・元駐韓大使と政治評論家の細川隆一郎氏(すべて故人)をはじめ、校名不詳の大学教授ら約100名が名を連ねた。 「会の連絡先は、統一教会の信者で運営されている『世界平和教授アカデミー』と同じでした」(教団
安倍元首相銃撃事件以降、宗教2世問題について、さまざまなメディアで特集が組まれています。社会的認知が広まる反面、思い込みによる偏見も多く耳にするようになりました。 2021年8月の記事で自身の壮絶な宗教体験を話した詩人、iidabii(イーダビー)さんは「カルト宗教問題について、中立を装った傍観をしている人は、人権侵害を許容することと同じ」と言います。 「自分はマインドコントロールされるはずがない」と考える人は少なくないですが、カルトの思想は、名前を変えて、わたしたちのすぐ隣に潜んでいます。前回の取材から1年、今現在のイーダビーさんが考えていることをお聞きしました。(成宮アイコ) ●宗教問題で家族と縁を切ることは、家出ではすまない 昨年のインタビューでは「見て見ぬふりをした世間が被害を助長させた」と語っていたイーダビーさん。旧統一教会の事件後に多くのメディアに出演しましたが、宗教2世が受け
これら一連の情報は「17年に教団を脱会した40代女性」という匿名の方の証言に依拠していました。また一部は、他社既報の「信者だった元教会職員」を名乗る(匿名)関係者の話も元にしていると思われます。 当該記事を誤報と判断した根拠 Facebookに「はぎうだ光一」というアカウントがあります。そのアカウントに9月5日(:推定)頃、内容が読み取れる書面の写真画像が掲載されていました。(画像はFacebook上の現物をご確認ください。) その内容を読み取ると、令和4年9月5日付けで、東京スポーツ新聞社法務・広報室長から、ある法律事務所宛に送られた回答書と確認できます。内容は下記の通りです。 令和4年9月5日 (宛先)〇〇法律事務所弁護士〇〇先生(三名) (発信元)株式会社東京スポーツ新聞社 法務・広報室長〇〇 8月31日付「通知書」に回答申し上げます。 弊社ウェブサイトからご指摘の記事を削除した上、
テレビ朝日が運営する『テレ朝NEWS』が6日、安倍晋三元総理の国葬にかかる費用について元警視庁警備部の江藤史朗氏が試算した「43億円」を、誤って「43兆円」と報じていたことが分かった。 立憲民主党の山井和則衆議院議員は、これを疑うこともなくツイートしている。 “国葬”16億円超の現実味 「まだ足りないのでは」元警視庁警備部が試算「43兆円も」 https://t.co/OiqCFcwusd — やまのい和則 (@yamanoikazunori) September 6, 2022 単純なミスではあるが テレビ朝日の番組内で放送された際は「43億円」となっていたが、テレ朝NEWSが誤ってタイトルに「43兆円」と打ってしまったようだ。現在は修正されている。 アーカイブ:“国葬”16億円超の現実味 「まだ足りないのでは」元警視庁警備部が試算「43兆円も」 単純なミスであるが、これに全く疑問を抱か
立憲民主党の泉健太代表は2日の定例会見で、旧統一教会と政治の関係を念頭にフリー記者から「有田(芳生)さんや鈴木エイトさんなどのジャーナリストに依頼して、自民党議員秘書の素性を外部から調べる予定はあるか?」と問われたが「自民党が自浄作用と行うべきこと」と立憲民主党としての他党調査を否定した。 信教の自由、人権を無視した質問 党内調査ですら信教の自由に反するとの批判があるなか、他党の秘書の素性を調べるなどありえない。旧統一教会の問題で自民党に攻勢をかけたい泉代表ですら、この質問には困惑しているようだ。 この記者はあまり政治には詳しくないようで、立憲民主党の谷田川(やたがわ)議員のことを「たにたがわ」菅直人元総理を「すがなおと」と読んだり、なにかと的外れな質問が多い。岡田幹事長の会見ではネットで流布されている「安倍元総理銃撃はスナイパーによるもの」という陰謀論をぶつけている。 安倍元総理銃撃事件
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