押井守が監督を務め、Production I.Gとカナダの映画会社が共同製作した実写作品「ガルム・ウォーズ」の日本公開が決定。あわせて日本語版プロデューサーとしてスタジオジブリの鈴木敏夫が参加することが発表された。 2015年10月に北米で公開された本作は、「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」などで海外の映画監督にも影響を与えてきた押井が、構想に15年かけ、カナダでオールロケを敢行し制作したもの。個体の記憶を脳に転写することで、幾世代も生き延びてきたクローン戦士・ガルムを軸に、抗争を続ける異なる部族の3人の戦士たちの間に生まれる奇妙な連帯と、“ガルムの真実”を探す彼らの旅路の行方を追う。全編を通してセリフは英語となっており、そのためキャストには「エイリアン2」のランス・ヘンリクセン、ドラマシリーズ「LOST」のケヴィン・デュランドら英語圏で活躍する俳優が起用された。 200