■開設2年、まだ離陸に至らないラオス、カンボジアの証券市場■ ■スタートから2年がたったLSXとCSX 「KRX」(韓国証券取引所)の援助で開設された「LSX」(ラオス証券取引所)と、「CSX」(カンボジア証券取引所)が始まってから2年程がたった。LSXは、2011年1月、2銘柄を上場させて取引を開始した。またCSXもその半年後の2011年7月に開設(実際の取引は、1銘柄を上場させて、2012年4月から)された。 (関連記事:「動き始めるカンボジア証券取引所) しかし、いずれのマーケットも今なお離陸できずにいる。 ■ショーウインドウはできても商品は並ばず 両国の取引所あわせた現在の取引高は、1日1500万円ほどに過ぎない。ラオスが「ラオス外国商業銀行と「ラオス電源開発」の2銘柄で600万円、カンボジアが「プノンペン水供給公社」1銘柄で900万円ほどである(未検証)。タイの証券取引所(560