ガジェット界にさっそうと現れた超新星「上海問屋」。仕入課の進剛史さん(左)、販売課の大熊真太郎さんが、躍進の秘密を明かす 「新製品発売数なら負けません!」 そう言って胸を張るのは、パソコン関連商品、ガジェット家電を販売する『上海問屋』の開発陣。同社の売れ筋商品に目をやると、温度計搭載デジタル風速計、耳穴式集音器、LANケーブル自作キット、液晶モニター、モバイル加湿器など、およそ“家電”に関するモノならなんでもアリというラインナップ。それもそのはず、『上海問屋』では、毎日1点以上という驚きのペースで新製品を発表し続けているのだ。 しかし、設立わずか3年の企業が、なぜこれほどの開発力を? いったいどのように商品が作られているのか調べるため、東京・秋葉原某所にある同社を訪ねた。 ***** ―この不景気な時代に、よくこんなハイペースで次々と新製品を送り出せますね。上司に「もっと慎重にやれ」とか怒