映画やテレビなどに出演する女優で作る業界団体「日本女優連盟(日女連)」は12日、「地上デジタル放送による画質向上のため、女優が不利益をこうむっている」として、在京テレビ各局に対し、出演女優から要請があった場合、ぼかしをかけるなど、画質を落とす措置を講じるよう要請した。 昨年7月のアナログ停波によって地上デジタル放送に完全移行したのは記憶に新しいが、この時期を境に、ドラマなどに出演する女優に対して、視聴者から「肌荒れがひどい」「しわが目立つ」などの反響が続出。インターネットでも特定の女優に対して「肌が劣化している」「顔面崩壊」など、中傷とも受け取れる発言や、女優が演技している瞬間の表情だけを抜き出して「ゴリラ」「ハマタ」などの蔑称で「ブサイク画像」を広めるなど、芸能活動を阻害するような行動が目立つようになってきた。 このような状況について、日女連では「女優の美を踏みにじる行為」として非難。在