パレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)で、イスラエルの境界を警備するイスラエル軍兵士に投石するパレスチナ人の少年(2013年3月1日撮影)。(c)AFP/ABBAS MOMANI 【3月7日 AFP】国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)はこのほど、イスラエル軍の勾留制度の下で身柄を拘禁されているパレスチナ人の未成年が「広範囲にわたる計画的で制度化された」虐待を受けていると強く非難する報告書を発表した。 「イスラエル軍拘禁施設における子供たち」と題された22ページに及ぶ報告書の中でユニセフは、子供が軍事裁判で裁かれることが制度化されている国は世界でイスラエルだけだと批判。「残虐、非人間的、卑劣な扱いや懲罰」が行われていることを示す証拠を挙げ、38項目の改善を要求している。 ユニセフによるとイスラエル軍は、過去10年間に12~17歳のパレスチナ人の未成年者7000人を逮捕、尋問
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