【水戸部六美】神戸市の市立小学校で昨年度、トイレに行かせず失禁させたり、前日の給食の一部を食べさせたりしたケースを市教委が体罰と認定していたことが、朝日新聞の情報公開請求でわかった。市教委は「生理的、精神的苦痛を与えたことを考慮した」としている。 公開された資料によると、今年1月、1年のクラス担任だった女性教諭(25)が授業前、クラス全員にトイレに行くよう指導。5分後に「トイレに行きたい」と申し出た女子児童(7)に、授業が終わるまで約40分間我慢するよう指示。女子児童は失禁した。 昨年10月には、5年の男子児童(11)が給食のフルーツポンチに入っていたパイナップルを残したため、男性教諭(26)が翌日、残っていた前日のパイナップルをこの児童に食べさせた。事前に食べるよう約束したのに食べなかったためという。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログ
奈良県南部の公立小学校で、教員を補助する20代の非常勤職員の男性が小学6年の男児(11)に跳び蹴りし、けがをさせていたことがわかった。母親から問い合わせを受け、校長と職員が男児に謝罪したという。 県教委によると、今月18日の音楽の授業中、通りかかった男性職員が、音楽室から出てきた男児の背後から腰に跳び蹴りをしたという。男児は腰を擦りむき、1週間のけがと診断された。「制止しようとしたが従わなかったため」と説明しているという。母親は県警に被害届を出した。 職員は学校サポーターと呼ばれ、いじめなどの問題行動に対応するために県教委が採用した一般人。今春着任したばかりだったという。県教委は「絶対にあってはならない行為で、事実関係を把握し、処分を検討する」と説明している。
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