回転すしチェーン大手のあきんどスシロー(大阪府吹田市)は31日、2020年度までに売上高を2011年9月期に比べてほぼ2倍の2000億円へと増やす計画を明らかにした。国内で都心部にビルインタイプの店舗を出店するほか、今年12月に韓国、早ければ13年末には中国にも進出する。 2000億円達成時の売り上げ比率は、国内1500億円、海外500億円を見込む。 スシローは現在、郊外を中心に約320店舗を展開。今後、少子高齢化が進むなかで人口が集中する東京、埼玉、神奈川、大阪、福岡などの都心部は「まだ伸びしろがある」(豊崎賢一社長)として、低コストのビルインタイプの店舗を集中出店する。都心部は他の外食や小売業との出店競争も激しいが、20年度までに50-100店舗を出店したいという。 一方、海外は、12月5日に韓国・ソウルの繁華街に海外1号店となる「スシローコリア001チョンノ店」をプレオープンする。韓