2011年データで日米英の三国を比較すると、日本のCEOの報酬の低さは一目瞭然。日本でも外部からのCEOが増えれば状況は変わるかも 図版作成/山里將樹(データ出典:タワーズワトソン) 数ある職業のなかには、その年収を聞いて「意外」と思うものもあるはず。例えば、安倍首相の昨年の所得は3879万円(講演料や印税収入も含む)。高額ではあるが、その立場を考えると安い気もする。 【大きな写真や図表をもっとみる】 実際どの職業の年収が高いのか。厚労省の賃金構造基本統計調査には様々な職業の平均年収が載っており、それによると、平成24年において平均年収が1000万円を超えた職種は3つ。航空機操縦士(1151万円)、医師(1143万円)、大学教授(1080万円)となった。 また、総務省の「平成22年地方公務員給与の実態」をもとに、東京都の地方公務員の平均年収(全職種の月給・賞与項目の平均を足して算出)を試