アナログ電話がなくなる日はもうすぐそこに(写真は1919年の電話交換機とオペレーター)〔PHOTO〕gettyimages 固定電話を早くやめたい---9月10日、世界最大の電話会社AT&Tが固定アナログ電話の終了日を決めるよう連邦政府に要望書を提出した。たった3ページの要望書だが、そこには「アナログ電話の重い規制義務から一刻も早く逃れたい」という同社の思いが綴られている。 ●「電話清算の促進をもとめる連邦政府への手紙」(2012年8月30日付) この要望書は連邦通信委員会(FCC)のMarlene Dortch氏(Secretary)に宛てたものだ。FCCは数年前からアナログ電話サービスの清算について検討を開始している。しかし、具体的な終了スケジュールや撤廃手順などについて、具体的な話は一切出ていない。AT&Tは動きが鈍いFCCに催促状を突きつけた。 はやくアナログ電話をやめたい電話会社