英フィナンシャル・タイムズの2月9-10日号に掲載された、「アマゾンのこん包を解く」が、ウェブサイト上で多くのコメントを集めている(ネット上の購読は登録制で、場合によっては課金購読となることにご注意)。 本文の前には、「オンラインの巨人が英国で数千人を雇用した。それなのに、なぜ従業員の一部は幸せではないのか?」と書かれている。 イングランド地方中西部スタッフォードシャーの元炭鉱の町Rugeleyに、1年半前にアマゾンの巨大倉庫が建設された。地元の雇用に大いに役立つとして当初は大歓迎されたものの、実際には悲喜こもごもの展開となっている、と記事は書く。 スタッフの仕事は8時間シフト制で、休み時間は30分。英国の最低賃金は時給6・19ポンド(約900円)だが、基礎的な作業についてはこれよりほんの少し上の6・20ポンドを一律に払っているという。ほとんどがアマゾンが使う人材派遣会社からの雇用という形