中国北京のインターネットカフェでモバイルPCを使う男性(2009年7月1日撮影、資料写真)。(c)AFP/Frederic J. BROWN 【10月26日 AFP】台湾当局が、製品や企業に代わり不当宣伝や誇大宣伝を行ったブロガーなどに対し、罰金を科す方針を検討している。背景には消費者による訴訟が急増していることがある。 台湾公正取引委員会によると、台湾立法院(国会)は24日、不当宣伝を行ったブロガーやレビュアーに、その宣伝行為に対して受け取る報酬の10倍の罰金を科す法改定に着手した。 現地報道によると、一部のブロガーは宣伝レビュー1件に対し、最高7万台湾ドル(約17万5000円)の報酬を受け取っていると言う。そうした宣伝レビューは、単なる日記を装い、実際には製品やサービスをほめて消費者を引きつけようとしていることが多い。 最近では、1日平均14万件の閲覧数を誇る人気ブロガーが写真を捏造し