【ワシントン=柿内公輔】米インターネット検索最大手グーグルは3月31日、翌日のエープリルフールの恒例のジョークとして、傘下の動画投稿サイト「ユーチューブ」を閉鎖すると“発表”した。 グーグルはユーチューブに投稿した3分半の動画で、4月1日午前零時にサイトを閉鎖した後に、過去8年間で投稿された動画15万本の中から最も優れた作品を今後10年間かけて選出すると説明。2023年に最優秀賞の作品のみが視聴できる状況でユーチューブを再開し、受賞者には500ドル(約4万7千円)などが贈られるとの手の込んだジョークを披露した。 ユーチューブでは、ジョークを真に受けた一部ユーザーがあわてて動画を投稿する一幕もみられたが、大きな混乱はなかった。