いつも見慣れた景色が、ちょっとした撮影の工夫で見違える風景写真に――。iPhone(アイフォーン)での撮影法のひとつに「長時間露光」というテクニックがある。言い換えればスローシャッター。暗い風景でも美しく明るい写真になるよう撮るときの常とう手段だ。通常はある瞬間を切り取り被写体の動きをピタッと止めるiPhoneカメラでの撮影だが、あえてスローにして被写体を流し続ければ、ひと味違った写真表現もでき
iPhone……に限らず、スマホやコンパクトデジカメに使われてる撮像素子(イメージセンサー)ってとても小さいわけである。とても小さいのに800万とか1600万とかのたくさんの画素がびっしり並んでる。それはすごいことなんだけれども、その分「画素ひとつあたりのサイズ」が小さくなる。2μm(マイクロメートル)とかいってもよく分かんないけど、とにかく小さい。 小さいと、当然ながら一度に受けられる光の量も少なくなる。ちょっと光が多いと明るい箇所が真っ白になっちゃうし、ちょっと少ないと暗い箇所が暗すぎてよく分かんなくなる。一度に捉えられる明暗差が少ないわけで、それをダイナミックレンジが狭い、なんていう。 例えばこの写真。 なんてことない。神社の拝殿を正面から撮ったものだけど、空の明るいところが真っ白になってるし、肝心の拝殿は暗くてよく分からない。拝殿をタッチAF/AEしてから撮ると空は真っ白になって極
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