米ヤフーのマリッサ・メイヤーCEOといえば、昨年2012年の7月にグーグルの副社長の座から、検索とポータルの「老舗」ヤフーにCEOとして移籍、その発表と同時に妊娠を公表したというので話題になりました。 そのメイヤー氏は9月に出産を終えると、すぐに職場復帰してヤフーの改革を進めています。少なくとも大胆なトップページのデザイン変更、ユーザー・インターフェースの変更など、下手をすれば「IT草創期」のイメージを残していたヤフーを「現代的」なものに変えつつあるのは事実です。株価も就任時は15ドル台の半ばであったものが22ドル直前まで来ており、経営者としての滑り出しは順調だと言えるでしょう。 ところが、このメイヤー氏ですが、今週に入って再びアメリカのIT業界では「お騒がせ」の状態になっています。というのも、2月25日(月)にヤフー全社に向けて「在宅勤務の禁止令」を発動したからです。 この「禁止令」です