[東京 18日 ロイター] - 日銀は18日、内部規定に基づき正副総裁の資産を公開した。黒田東彦総裁は就任した3月20日時点で定期性預貯金を「1円以上1000万円以下」保有していたほか、任期中の取引が禁止されている株式などの金融資産を保有していなかった。 岩田規久男副総裁は3月20日時点で、取引が禁じられている金融商品の保有額が「1円以上1000万円以下」。投資目的で東京都に199平方メートルの土地、東京都と静岡県に計228平方メートルの建物を取得している。中曽宏副総裁は株式1銘柄を6株を保有。定期性預貯金の保有額は「1000万円超2500万円以下」。 前総裁の白川方明氏は退任時の3月19日時点で株式1銘柄1万7800株を保有していたが、取引凍結のため信託手続き済みとしている。取引が禁じられているその他金融商品の保有額は「1円以上1000万円以下」。投資目的で千葉県に168平方メートルの土