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ブックマーク / nuhyakueco06.blog56.fc2.com (13)

  • 世代の差と社会認識の甘さを思い知らされた母の発言 - 百おやじの雑文・駄日記

    今日NHKニュースで生活保護の話が報道されていた。そこでは、生活保護を受けていた36歳の男性が取材に応じていた。そこで母は「まだ若いのだから仕事は何でもあり、贅沢を言っている。努力が足りない」という意味の発言をしていた。この発言を聞いて呆れてしまった・・・。 新卒の就職だって苦労しているこのご時世、取材に応じた彼よりも若く優秀な失業者がいくらでもいるが、母の考えはそこまで及んでいない。彼がインタビューに答えているように「資格や正社員としての実務経験がないと相手にされない」という意味だったと記憶しているが、その通りだろう。36歳という年齢では、年齢を知った時点で門前払いされる場合も多いのだろう。年齢に関しては努力のしようがない(涙)。経歴詐称するわけにもいかないし・・・。 彼は就職用のスーツを持ち就職する意欲は残っているようだが、就職活動をする意欲はなくなってきているようだ。確かに就職できる

    walwal
    walwal 2011/06/01
    経済が上向きの時は努力で何とかなっちゃうからなぁ。人格形成期(10代後半から20代前半)に、景気のいい時を過ごしたらそう思っちゃうのも仕方がない。
  • 歴史を学ばぬ者によって愚論は掘り返される・・・。 - 百おやじの雑文・駄日記

    仙谷由人官房長官は16日午後、都内で開かれた英エコノミスト誌主催の「ジャパン・サミット2010」で講演し、グローバリゼーションの進展が先進各国のデフレの一因となっているとの見方を示し、米量的緩和第2弾(QE2)について、「米国が日の失われた20年のようなデフレの常態化に陥らない保証はない」と述べ、デフレ脱却に対する有効性に疑問を呈した。(記事) 感想は、「官房長官の経済無知は分かっていたが、このひどい講演内容だれか止める側近はいなかったのか」という一言です。間違いだらけです。 グローバルデフレ説などを信じる人は、「私は経済が分かっていません」と言っているのに等しい。なぜなら、日だけがここまで長期間デフレが続いていることが説明不能だからだ。グローバルデフレを主張している人は、この疑問に対してまともな解答をした人を知らない。普通、日国内のみでここまで長期間続いているとなれば、国内要因と考

    walwal
    walwal 2010/12/18
    「グローバルデフレ論」懐かしいなぁ。まだこんなの信じている人がいるのかぁと思ったら、仙谷官房長官の発言ですかorz
  • 私の歴史に残るアホ経済番組(2) - 百おやじの雑文・駄日記

    前回の続きです。 藻谷氏のあとについに真打ち水野和夫氏登場。そのスケールの大きさとアホさ加減にはつくづく呆れました。なんと「近代が終わりつつあるので、今のままでは経済成長は望めない」そうです(爆)。放送時間の都合上「なんで近代が終わると終わると考えているか」根拠は一切説明されませんでした。現在アメリカのデフレ懸念がありますが、 水野氏の『100デフレ』が出版された頃(2003年)はアメリカ住宅ブームやリーマン危機は予想できず、デフレ懸念は考えようもありませんでした。近代が終わり世界各国でデフレが続くというのは、根拠のない単なる水野氏の思いつきでしょう。 水野氏は政府の成長戦略に否定的です。内閣府審議官に起用されると報道された水野氏が政府の政策に否定的なことを言って立場上いいのでしょうか?ちなみにこの放送は生放送ですが、疑問です。成長戦略に否定的と言っても、「近代システムが終わりつつあるか

    walwal
    walwal 2010/08/16
    こんな人が内閣府審議官に起用されるのかorz
  • 一瞬笑えるが、実は笑えない話が多い面白い経済本 - 百おやじの雑文・駄日記

    今日から参議院選挙戦なので、公示前ギリギリに書いてしまいます。 それは、上念司『「日銀貴族」が日を滅ぼす』光文社新書、2010です。日銀批判の一般書は岩田規久男教授や田中秀臣教授も出版されています。このの特徴は、白川法王を代表とする日銀貴族を煽る文章が、うまく使われてることです。例えば、「日銀の言い訳は、「金融システムは安定してますけど、何か?」」(P20)です。読んだとき爆笑しましたが、当に笑えない。貴族達は、「金融政策を失敗し続けているのに、国民や政府は口を出すな」と言いながら(でも批判されると非常に弱い)、政府に財政再建や民間部門に構造改革を促すなど注文をつけます。もちろん準政府機関の日銀に注文をつけられる立場にはありませんし、そのような権利も法令上ありません。 このように、書を読むと、いかに日銀貴族達がトンデモない考えの持ち主なのか、嫌なほど分かります。まあ、責任逃れ(と書

  • 経営者よ、経済を語るなら経済学を勉強してからにしよう - 百おやじの雑文・駄日記

    昨日の夕刊フジを購入したら、「カリスマ起業家「10年後には破綻」菅に警告&提言」という記事を見つけた。もちろん困難な状況の中から起業し、成功した方は心から尊敬する。私にそんな根性ないもん(笑)。だが、「日経済に関しては専門外なんだから、ちゃんと勉強してくれ」という感想しか残らなかった。 例えば、「私は起業家、経営者として日を会社に置き換えて考えています。」というが、これは間違い。菅総理の言うように「企業は従業員をリストラできるが、国は国民をリストラできない」から同一視できない。ということで、財政に関する意見をこれ以上書く必要もない(笑)。 次は日経済に対する提言だ。「金融緩和策などでどうこうするよりも、もっと根底から変わっていく必要があります。それは新しい産業による成長戦略です。産業には新陳代謝が必要ですが、現在は古くなってきた産業を守ることに終始しています」という文章だが、私は全く

    walwal
    walwal 2010/06/23
    とはいえ、「民間の知恵を生かす」と称して、多くの経営者が政府の要職に就いているのも事実orz
  • カネと手間をかけておバカなことをする人たちは大好きだ - 百おやじの雑文・駄日記

    「何のこと?」とだろうが、「『ロンドンハーツ』3時間SP」の「マジックメール2010春 売れっ子芸人一斉捜査スペシャル!」のコーナーのことである。例の如く、共演者となるはず(ドッキリなのでウソ番組です)のアイドルに手を出そうとした若手芸人をお仕置きするという内容です。アイドルの方から好意を持っている設定だし、ロンドンブーツの篤の男の心をくすぐる煽り方が上手いから、見ていて「あれじゃ騙されるよな」と同情してしまう。前置きはここまでにして、感心したのは、お仕置きの方法です。 それは、「落とし穴の仕掛けを作るためにプレハブの家を新築してまったのです(爆)」アイドルの家が2階にある設定にして、「いきなり床がなくなって若手芸人だけ(アイドルは仕掛け人なので落下時には落とし穴の外にいます)1階に落下するというお仕置きのとんでもない規模のドッキリ」です。それもお仕置きが終わった翌日には使命を終え解体され

    walwal
    walwal 2010/04/08
    この不景気な時代にここまで馬鹿なことをしているとは。私も大好きですw
  • 物価の下落はたいしたことがないから大丈夫という反論 - 百おやじの雑文・駄日記

    昨日、日経新聞の「経済教室」で渡辺努一橋大学教授が「物価の反応の鈍さ 注視を」という論文を寄稿された。日銀などの反リフレ派がデフレに対してよく言う言葉が、「物価下落率がたいしたことはないから、デフレの影響が少ない」というものだ。今回の論文は、ミクロの視点からこの主張に対する反論になっている。今回備忘記録として概要を書いてみます。 論では、90年代以降になると需要の減少に企業は、価格の低下よりも数量の減少で対応したとする。渡辺教授は「つまり足下のデフレは、価格調整の役割が低下するという90年代はじめ以降続く傾向の中で、リーマンショックを気に大規模な負の需要ショックが発生し、それが無理やり押し下げようとしていると理解すべきである。」という。 なぜなかなか価格が下がらないのか。その答えをして、アンケートによると「各企業がライバルの価格戦略を強く意識し、相互に牽制し合う結果、製造原価や需要が変化

  • 池田信夫氏の妄想に爆笑する - 百おやじの雑文・駄日記

    日経新聞などに掲載されたので、池田信夫『希望を捨てる勇気』ダイヤモンド社、2009をざっと読んでみた。くだらない書評は精読した後にします。 池田氏といえば、いちごえびす経由ですが彼のブログを読んで爆笑しました。 「デフレから今すぐ脱却するための方法」(p.7)と題して提案されているアコード(政策合意)の「1.来年度以降のGDPデフレーターの上昇率1-3%の範囲に収める(インフレーションターゲット型)」というのは、リフレ派が久々に墓場からよみがえったようだ。そういうターゲットは日銀がすでに設定しており、問題はインフレをどうやって起こすかだ。(太字は原文と同じ) 池田氏の頭の中では、「すでに日銀はGDPデフレーターの上昇率1-3%の範囲に収めるインフレターゲットを実施しているが、実現できない」ということらしい。その方が池田氏にとって都合がいいだろうが、事実は全く違う。 日銀は昔から一貫してイン

    walwal
    walwal 2009/11/08
    日銀がインタゲを採用してとは驚きw
  • 政府の緊急雇用対策は予想通りの不出来です - 百おやじの雑文・駄日記

    先週金曜日に政府は緊急雇用対策を公表した(記事)が、予想通りの不出来だった。従来の雇用対策を超える内容がないか、提案がトンデモなものが多数を占めた。 例えば、ハローワークに今までの職業相談に加えて生活支援の相談や空いた社宅・公営住宅の斡旋などのワンストップサービス化だ。交通費捻出が大変な失業者にとってハローワークでのワンストップサービスが実現できることは悪い話ではない。問題は、ワンストップサービスの適切な実施が難しいことだ。現在の職業相談や就職斡旋だけでも大変な仕事だと思われる。先日のNHK「そりゃあんまりだ! 第3回 どうにかして働く場」で研修をろく受けずに配属されるハローワークの非正規相談員の話が放送されたのだ。今までの業務さえ熟知していない職員がいる現状でその上やったこともない生活支援や住宅の斡旋までさせようとするなど考えられない。ハローワークを管轄する市町村の担当職員が応援で来てく

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    walwal 2009/10/26
    行政もおりからの効率化要求(公務員叩きともいう)で人を削減してるからなあ。
  • この時期に公益法人削減は厳しいのでは・・・ - 百おやじの雑文・駄日記

    仙谷行政刷新担当大臣は、記者団に対し、官僚のいわゆる天下り先の一つと指摘されている公益法人の見直しについて、実施している事業の必要性を見極め、必要ないと判断された法人には、来年度、国からの予算の支出は行わないという考えを示しました。 この中で、仙谷行政刷新担当大臣は、公益法人について「無理やり仕事を作り出して運営しているので、下請けの民間企業から見ればピンハネを受けているようなものだ。国民にとって意味がある仕事をしているのかどうかや、廃止した場合に国民が困るのかどうかを調べる必要がある」と述べましたそのうえで、仙谷大臣は「国からの支出で意味のない公益法人が運営されているのであれば、来年度は支出をやめなければならない。12月の予算編成のときにも考えなければならないし、来年3月に廃止する法人も相当数出てくるのではないか」と述べ、実施している事業の必要性を見極め、必要ないと判断された法人には、来

    walwal
    walwal 2009/09/21
    アクセル踏みながら、ブレーキ踏むような門だからなあ。いや、今のところブレーキ踏みっぱなしか。
  • 経財相なんて本当に必要なのか? - 百おやじの雑文・駄日記

    経財相任命なし!? 内閣府やきもき『マクロ戦略必要』(東京新聞) 民主党への政権移行を控えて官房長官が内定するなど閣僚メンバーが取りざたされる中、国全体のマクロ経済戦略を練る経済財政担当相については話題に上っておらず、内閣府の経済財政担当部局が気をもんでいる。同党は選挙前に「マクロ戦略がない」と指摘されただけに、内閣府は焦燥感を募らせており、「経財相は必要だ」として任命を要望する考えだ。 でも経済財政担当大臣というポストは当に必要だろうか?自民・公明党政権時代を考えても、経済学者と称されながら竹中平蔵や太田弘子などマクロ経済学(特に金融政策)がよく分かっていない人や与謝野現担当大臣のように政策通と言われながら経済学自体無知の人が就任してきた。そして「改革なくして成長無し」という因果関係が不明な経済財政白書を出してきたのである。「民主党のマクロ経済無知はもう知られたこと(笑)だし、下手な政

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    walwal 2009/09/08
    仮に経済財政相がまともでも、日銀がトンデモだからなあ。たしかにいてもいなくても変わらないかもw
  • 有害な提言ならない方がはるかにまし - 百おやじの雑文・駄日記

    『経済財政白書』ネタの続きになります。ネット等で白書の評価を見ていると、必ずしも高い評価とはいかないようです。例えば、井堀利宏東大教授は毎日新聞の取材に対するコメントで「昨秋以降の景気後退や、格差の問題についての分析は非常に有益だが、その半面、白書は政治的に微妙な問題はすべて避けた感がある。」と総括してます(記事)。これは、このブログでもう書いたけど、政府の公式文章である以上個別の政策や日銀を批判するする文章は書きにくいという事情を考慮すべきです。まして夏に総選挙があることが予想されている状況ではなおさらでしょう。「格差の分析で「景気回復こそ最大の格差対策」とした記述にも、違和感がある。当にそれで格差が解消されるのか、ほかに手段はないのか、もっと掘り下げるべきだ。」という意見には全然賛成できません。井堀教授に「景気回復以上の格差対策で何が考えられるのか」と逆に聞いてみたいです。 もう1つ

  • 金融政策なきデフレ議論を嗤う - 百おやじの雑文・駄日記

    以前批判しておいて、内容を書かないと卑怯なので改めて書いておきます。 『週刊ダイヤモンド』1月10日号の特集「デフレ再来」を購入し、読んでみた。各企業が値下げによる消耗戦を必死に行っている様子がよく書かれている。だが、特集の「Part 1 大変動を起こしたグローバル経済」に関しては失笑するしかなかった。なぜなら、第1に相対価格とデフレという一般価格(物価)の話が混同しているからだ。第2に物価を決定するのが各国の金融政策に大きく依存することを理解してないからである。もちろんこれらは経済学を理解していない人が陥る初歩的な間違いである。 確かに日では今後デフレが続くだろう。なぜなら日銀が物価上昇率0%を事実上の誘導目標しているというデフレターゲットを行っているからだ。物価上昇率0%は消費者物価指数の上方バイアスを考えれば、事実上デフレターゲットなのである。 だが、FRBや欧州中央銀行をはじめ海

    walwal
    walwal 2009/01/09
    ダイアモンドのデフレ特集はあまりよろしくない模様。さらっと立ち読みだけですまそうっと。
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