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ブックマーク / tadanorih.hatenablog.com (14)

  • 「決戦盆踊り」は本当にあったんだ! - 虚構の皇国

    ずっと探していたレコード「決戦盆踊り」(作詞:江崎小秋 作曲:飯田景應 歌:三丁目文夫・染千代)が、なんとヤフオクに出ていたらしい。親切な紳士に教えてもらった。 これがA面。 カップリングは「働け働け」。バタやんですね。 もうしばらく市場には出てこないんだろうな。歌詞だけでも知りたかった。 興味深いのはレーベルの右上にすり込まれた「健民歌謡」というジャンル表示。ちょいとググっただけではよくわからなかった。 しっかし落札価格たけえなあ

    「決戦盆踊り」は本当にあったんだ! - 虚構の皇国
    walwal
    walwal 2010/07/26
    カップリングの「働け働け」を見て、なぜか筋肉少女帯の「労働者M」が思い浮かんだ。
  • セーラー服にガスマスクって…… - 虚構の皇国

    『少女倶楽部』慰問絵はがきより(年代不詳) なかなかよいですね。 これは悶絶ものの逸品であります。

    セーラー服にガスマスクって…… - 虚構の皇国
    walwal
    walwal 2010/06/25
    シュールな絵だ。
  • 「日本人はみんな働け」 - 虚構の皇国

    「日人はみんな働け」 『小産業戦士の道しるべ』(上野縈一著、黒髪社、昭和18年8月刊)の章トビラ 国民学校を出たばかりくらいの少年少女向けに執筆された就職案内戦争前であれば、個人商店の店員や少年給仕などの「奉公」の道も選択肢にあったのだろうが、書では直截に「軍需工場」の工員になれ、と叱咤激励している。「日人はみんな働け」はその第1章で、「大東亜戦争」下での少国民の奉公の道は工場労働者になることだ、と切々と説いている。 少年少女向けということもあって、文は懇切丁寧のきわみ。「工場とはどんなところか」「どんな仕事をするのか」「工場の生活」「賃金の話」と、平易な文章が続く。最終章は「産業報国会に就いて」で、すでにこの時代には「階級闘争偏重の労働運動を廃し……」なんて全然書かれておらず、もっぱら修養と報国の心得に費やされている。 決戦下での若年労働者達がどんな工場生活を行っていたのか、

    「日本人はみんな働け」 - 虚構の皇国
    walwal
    walwal 2010/06/14
    タイトルが強烈。
  • クロアチアのプロパガンダ映画 - 虚構の皇国

    ユーゴ内戦の頃に流されたクロアチアのプロパガンダ映画。 直截に「祖国のために死ね」な映像で、バックでおどるレスリングな人のステップがたまらなく間抜けで、どうしてこれで愛国心が鼓舞されるのか、東洋人から見ると不思議で仕方がない。 Laibachといいこのビデオといい、旧ユーゴの人たちはこういうトーンが好きなのかなあ。東欧系EBMで、当時は結構イケてたのかも。

    クロアチアのプロパガンダ映画 - 虚構の皇国
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    walwal 2008/10/28
    映像の世紀で一部流れていた記憶がある。通してみたのは初めて。
  • 神国日本の夏休み(1) ツヨイコドモ - 虚構の皇国

    神国日ならではの、香ばしい夏休みのあり方をご紹介いたしましょう。 『ツヨイコドモ』大日雄弁会講談社 昭和16年12月 扉絵からして、かなり逝っちゃってますね〜。 この絵の表紙裏には、編集部からのこんなメッセージが。 強い子供は みくにの宝 わが日の国運は、国が肇(はじま)って以來、常に、永遠に進んで行くことになっています。一日も停滞することはゆるされません。 あはは、なるほど、わが神国が暴走しはじめたら停まらないわけである。「永遠に進んで行くことになっています」というのがオカシイ。 どこに進んでいくのかサッパリわからぬミステリー・トレインぶりだが、「一日も停滞することはゆるされません」という、おっかない注意書きもある。 たぶん、到着地点には「ARBEIT MACHT FREI」と書かれたアーチがかかっていると思われ。 従って、つぎつぎの時代を背負って行く子供たちは、常にその親たちよ

    神国日本の夏休み(1) ツヨイコドモ - 虚構の皇国
    walwal
    walwal 2007/07/26
    ヤロビ農法に笑ったw
  • 虚構の皇国 blog - 8時間労働制はユダヤの思想侵略だった!

    戦時中、「日天皇=宇宙天皇」という見事な怪電波を発した「生長の家」だが、谷口師にひきつづき、その弟子筋もやはりヤバ系だった。 機関誌『生長の家』昭和18年4月号に、矢野酉雄署名で「決戦下の勤皇職域訓」という、たいへん香ばしい文章が掲載されている。 ユダヤの思想侵略の弊害は全く言語に絶するものがある。『八時間働いて八時間は眠れ。八時間は遊べ』『八時間以上も働いたら過労になって病気するぞ』『八時間は眠らないと睡眠不足で健康を害するぞ』と云う常識がいつとはなしに、お互の日常生活に於ける動かすべからざる尺度となり切っている。恐るべき唯物的人間観だ。 ――「恐るべき唯物的人間観」には笑った。人間は物質でできていますが、それが何か? それにしても、これがユダヤの思想侵略というのはかなりの重症電波だ。 この尺度が我らの健康を破り、増産を妨げていることは甚だしい。今こそ、この唯物的人間観を木葉微塵に粉砕

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  •  小国民の思想戦 - 虚構の皇国

    (承前) 【「感想」まで用意されていた!】 ●特別攻撃隊(真珠湾攻撃の特殊潜航艇隊。いわゆる「九軍神」のこと)のお話の中でも、どんなところに一番感激しましたか。 ○大君の為に一名を捧げ、生死を超越して敵地に乗込まれた事に感激しました事は勿論、特に九勇士の方々が共に親孝行な方であつて、少年時代からすぐれた考へを持って見えた事や、特に特殊潜航艇が岩佐中佐以下の方々が心血を注いで立案された新武器であつた事等涙のこぼれる様な心持ちが致します。 この想定問答集が怖いのは、「常識」はもちろん、模範的「感想」までも子どもたちに叩き込もうとしているところだ。右の真珠湾特攻への模範「感想」なぞその好例で、どう見てもオトナの作文なのだが、これを第二次性徴前の少年少女が「涙のこぼれる様な心持ち」なんてさえずるのだから、たまらない。 昭和一七年四月に、日は初めて米軍機による土空襲を受ける。以後、サイパン・テニ

     小国民の思想戦 - 虚構の皇国
  •  小国民の常識ですよ! - 虚構の皇国

    『大東亜戦争と小国民の常識』(昭和18年) 最近非常識な若者が増えた――とよく言われる。それに比べて「大東亜戦争」下では、公式の「常識」が配給されていたので、小国民たちはそれを覚え込めばよかった……かのようだ。昭和18(1943)年刊行の子ども向けパンフレット『大東亜戦争と小国民の常識』を眺めていると、なんだかそんな気がしてくる今日この頃である。 このパンフレットは、当時の国民学校生徒の上級学校受験用に、口頭試問の模範解答を覚え込むための受験参考書として使われていたらしい。文はすべて「問」と「答」形式で埋め尽くされており、その数は一八二コ。「第一章 大東亜戦争と私達の決意」からはじまって、「第二章 銃後生活と私達の務」「第三章 戦時学校生活と私達の道」という構成になっており、「大東亜戦争開戦の理由」から「掃除当番の仕方」まで、こと細かに模範解答が用意されている。これを全部覚えれば、キミも

     小国民の常識ですよ! - 虚構の皇国
    walwal
    walwal 2007/05/20
    いまの状況を見てると笑えないなぁorz
  • 2007-04-05

    別にトンデモではないのだが、昭和17年の防空教育用アニメ。 id:D_Amonさんのところで教えてもらいました。 自由主義史観研究会 WEB管理ご担当者様 拝啓 陽春の候、貴会いよいよご隆盛のこととお慶び申し上げます。平素はひとかたならぬ御愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。 さて、貴サイトの画像についてご提案があり、お便りを差し上げます。先日、dempaxさんの国立でむぱ研究室櫻分室でご教示いただいたのですが、自由主義史観研究会のサイトの「会員募集」コーナーに楽しい画像が掲載されているとのこと。早速小生も拝見いたしましたが、貴会の活動の香ばしさから考えても、あまりにもおとなしい絵柄ではないかという感想を持ちました。そこでいささか厚かましいご提案かとは存じますが、下記画像をぜひお使いいただきたく、ここにお願い申し上げます。 ご存じの通り戦前のうちわ絵ですが、製作年代などは全く不明です。「一家

    2007-04-05
  •  住民集団自決に「愉快なことぢゃ」 - 虚構の皇国

    史教科書から、「日軍が住民に集団自決を強制した」旨の記述が一斉に消されたらしい。なんだ、文部科学省はやっぱり真理省だったのかスミス君、てなかんじである。 「つくる会」系の人々の大好きな「当時の価値観で歴史を見る」方法からすれば、生きて虜囚の辱めを受けぬ集団自決は大いなる喜びであったはずなのに、何をビビっておるのか、と思う。というのも、当時はこんなトンデモないことをいう爺さんがいたからだ。 昭和19年7月、サイパン島を守備していた約3000名の日軍は「万歳突撃」を敢行し、玉砕した。残された日人住民たちは、北部の断崖から身を投じて自決し、海面は血に染まったという。驚くべきことに、この悲劇を「愉快なことぢゃ」と喜んだ人がいた。なんたる鬼畜かと思いきや、誰あろう、かの右翼の巨魁・頭山満翁であったのだ。 当時一番のトンデモ総合誌「公論」10月号(第一公論社刊)に、こんなインタビューが掲載さ

     住民集団自決に「愉快なことぢゃ」 - 虚構の皇国
  • 2007-03-18

    戦争が始まると、いったいお菓子はどうなるのか?」 昭和12年7月に勃発した盧溝橋事件の直後、全国のお菓子屋さんは震撼した。ただでさえ「非常時局」下で奢侈品への風当たりがだんだんと強くなっているのに、今後予想される物価統制・物資統制をどうのりきっていくのか、菓子店主人の心中に暗雲が立ちこめたであろうことは想像に難くない。 こうした業界の不安を一掃すべく、当時の菓子業界専門誌『製菓実験』(製菓実験社)は、すぐさま同年9月号で「戦争と菓子」を特集した。お菓子だけあって、かなり香ばしい記事満載だ。 菓子店よ、時代と共に進め! 国を挙げて未曾有の難局に対処せんとするの秋、営業者として、厳に戒むべきは、不正と貪欲である。 支那事変は、暴戻支那膺懲の聖戦であると同時に、対内的には、非愛国的支那流悪徳分子掃滅の道徳戦でなければならぬ。 菓子店よ、技術者よ、時代と共に進め とは、我等が常に誌上に於いて叫ん

    2007-03-18
  •  トイレ掃除伝道師のDVDが出ていた…… - 虚構の皇国

    八木秀次が理事長を務める「日教育再生機構」のサイトにリンクが貼られている「日を美しくする会」については以前書いたことがあるのだが、久しぶりに同会のサイトを見て悶絶した。 トイレ掃除の伝道師・「日を美しくする会」相談役の鍵山秀三郎先生がDVDを出していた! 題して、「掃除の道」。 第1巻が 哲学編「掃除の可能性」(!)。 人は「掃除」という行為の中にどのような可能性を感じているのか? 掃除の価値とは何か? そして、なぜトイレ掃除なのか? 鍵山秀三郎が語る未来に向けてのメッセージを収録。鍵山掃除実践哲学の集大成がここに。 ああ、すごい。「掃除の価値」の哲学的考察! 第2巻は 実践編「トイレ掃除に学ぶ」。 この「実践編」では、鍵山相談役が自ら「掃除の段取り」と「手順」を実演し、解説してくれます! 繰り返し何度も見て、実践で生かしてください。また「指導のポイント」と「必ず伝えてほしい事」など

     トイレ掃除伝道師のDVDが出ていた…… - 虚構の皇国
    walwal
    walwal 2007/03/16
    ちょっと気になる
  • 2007-03-10

    精神神経学雑誌 第80巻12号 を落掌。 明治から昭和にかけての巣鴨病院・松沢病院のカルテから、誇大妄想の症例を集め、その妄想主題を統計的に整理した大変興味深い論文。 紹介されている憑依症例に、 至誠は何を意味するか。至は一、ム、土と書く。一は地平線であり、地の印。ムは屋根の形、その中心に至誠が存在する。即ち土から出て土に還る。人間は誰しも結局すべて土に還る。 霊は零(れい)である。ゼロだ。霊は死生(至誠?)がない。だから日3000年の君主国は朝日の日の丸だ。僕はこの日精神、皇道精神、君国のために自分の躬を調べているのだ……」(男、29歳、官吏(鉄道省勤務)、昭和9年入院) というのがあり、戦時下の神道系ナショナリストや超国家主義オカルティストの言霊言説とそっくりなことに驚く。 海軍政務次官一宮房治郎氏令嬢 芳子様 颯爽と短く刈り上げられたお髪、伸び伸びと豊かに均整のとれた肢体、きびき

    2007-03-10
    walwal
    walwal 2007/03/12
    たしかに美人だ…
  • 戦時下の婦人身の上相談 米国生まれの十四歳長男を…… - 虚構の皇国

    [:100] 「主婦之友」昭和一九年四月号 米国生まれの十四歳の長男―どう導けばよいか 【問】 米国生まれで十一歳のとき帰国した長男ですが、昨年中学への入学に失敗し、只今高等科一年に在学中でございます。この子は三歳のとき教育勅語を暗誦したほど智能の優れた子でしたが、帰国以来無理解な校長、短気な受持訓導に痛めつけられ、勉強する興味を失っております。どう導いたらよいでしょうか(谷子) [「主婦之友」昭和一九年四月号] 「教育勅語を暗誦」が智能の高さのバロメーターになっていることには驚きますが、だいたい三歳ころの子どもは、誰もみな神童に見えるものです。お気になさる必要はありません。それよりも問題なのは、二十一世紀日でも問題になっている「教師のいじめ」でありましょう。「無理解な校長、短気な受持訓導」……ありありと目に浮かぶようです。そんな学校に行かせる必要はありません。不登校……おっと、当時は認

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