ビールの自動醸造装置が米ラスベガスの国際家電見本市コンスーマー・エレクトロニクス・ショー(CES)にお目見えした。 ビール醸造は決して楽ではなく、穀物とホップを完璧な一杯に変えるには忍耐と技術を要する。しかし、この装置「ピコ」を使えば、あたかもコーヒーを入れるように、簡単にビールを作れる。 エスプレッソが詰まったカップの代わりに、ビール醸造に必要なすべての材料が入った「ピコパック」をオンラインで買って、装置に入れるだけ。開発企業ピコブリューの創業者であるビル・ミッチェルCEOは「ピコパック開発では100人以上の職人に協力を仰いだ」と述べている。 ピコは醸造期間を、従来の数週間から数日間に短縮。醸造が終われば、5リットルの容器に移し、イーストを加えて冷蔵して発酵させる。利用者は毎回、一定品質のビールを楽しめるという。 ミッチェルCEOは「多くの人々が缶や瓶の製品は気が抜けていると気付き、新鮮