組み立て×分解!ゲームデザイン 筆者のkuniさんから献本いただいた。 ひどくおおざっぱに言うと、斬新なルール、ゲームメカニクスを持つゲームを作るに向けて、これは面白いだろうと思って作ったルールがイマイチな時、そこからどうやって工夫することで面白くすることができるか、それを書いた本。 題材のゲームはkuniさんが作ったいくつかのゲームを用いている。 駄研, note - 試作・習作 例えば2章はmosserことまるぼうしかく内のしかくことフレイムテイルが題材。炎が燃え広がるというアルゴリズムを元に、単にクリックしたところが燃える凡ゲーから、炎をつける自機の導入、燃やせるテトロミノの導入などの様々な試行錯誤を経て、最終形のお尻に火が着いたスネークゲームというところに到達するまでが丁寧に解説されている。 こういった新しいルールを導入したパズルゲームやアクションゲームを作るためには何回もの試行錯