今や最強の女流棋士である里見香奈(女流三冠)が、棋士養成機関の「奨励会」の1級編入試験を受験するという話には、私もかなり驚きました。里見はその理由について、「奨励会に入って自分の棋力を磨き、自分がどこまでできるか挑戦したい」と語りました。 里見は女流棋戦のほかに、竜王戦・王座戦・棋聖戦などのプロ公式戦にも特別出場できます。そのプロ公式戦での対局は、3年間で15局ありました。成績は2勝(矢倉規広六段と牧野光則四段に勝利)13敗でしたが、内容的には大いに健闘していると思います。 私見では、里見が自分の棋力を磨く環境は現状でも十分だと思います。ただ里見はプロ公式戦で対局を重ねていくうちに、自分の実力不足を痛感したようです。より高いレベルに達するには、奨励会で修業するのが最適と考えたのでしょう。19歳という若さは、どんな難関にも立ち向かっていけそうです。私は、そんな里見の心意気を高く評価したいです
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