双葉でゼルダの伝説のゲームブックと言うと、この日記を読むような方なら樋口明雄さんの書かれた分(2005年6月03日の冒険記録日誌参照、以下樋口ゼルダとでも書きます)を思い浮かべると思うのですが、あれば名作です。 ファミコン版をベースとしつつも思いっきり内容がアレンジされていた作品ですが、ゼルダ姫とリンクの2人が呪いにより、互いに傍にいるに関わらず、すれ違って会えないというオリジナル設定は、今ヒット中のアニメ映画「君の名は」に匹敵する切なさですよ。 しかし、今回紹介するのはそんな樋口ゼルダではなく、スーパーファミコン版のゼルダの伝説を原作とした作品です。 1991年と市場からゲームブック自体がほぼ消滅した時期に出ており、あの大量の双葉ゲームブックの中でも、終盤中の終盤、ほぼラストに出された作品なので、例え双葉ゲームブックのファンであったとしても、遊んだことはおろか存在すら知らなかった人も多い