プロ、アマ合同の日本野球規則委員会が11日、都内で行われ、公認野球規則で投手の「2段モーション」を「反則投球」と定めていた日本独自の項目を削除することを決めた。 国際基準に合わせたもので、ひどい場合は注意されるが、罰則は受けない。走者を置いた場合は従来通りボーク。昨年、判定基準などを巡って騒動になった西武・菊池雄星投手(26)の投球フォームは、今季から“セーフ”の解釈となる。 野球規則の「反則投球」は、投手板に触れずに投げたり、打者が構える前に投げることと定義されているが、日本では40年ほど前から独自の注釈として「動作を途中で止めたり、変更してはならない」というルールに違反した場合も反則投球と定め、走者なしなら「ボール」、走者ありの場合は「ボーク」を宣告していた。昨年の菊池のケースは、この項目が適用されていた。 中本尚規則委員は「国際大会などで判定がまちまちになるといった混乱をなくすため。
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