球界のキーワードを深く掘り下げる随時掲載の新企画「迫る」がスタート。第1回は東京五輪の金メダル獲得へ、侍ジャパンの“武器”となりうる「三盗」を徹底解析。三盗実績ゼロのヤクルト・山田哲人内野手(27)を直撃した。 ヤクルト・山田哲は通算168盗塁、成功率87・5%を誇る。盗塁王も3度獲得するなど、現在の日本球界を代表する盗塁の名手だ。ところが三盗は意外にもプロ9年間でゼロ。これは通算150盗塁以上の現役10選手で唯一で、しかも三盗を試みたことさえ一度もない。その話題を振ってみると、山田哲は「1個もないでしょ」とニヤリ笑って、その理由を語ってくれた。 「今までは3番を打つことが多くて、後ろは強打者が多い。バレンティンや昔ならハタケさん(畠山・現2軍打撃コーチ)。チャレンジしたいけど、いろいろ考えたら走らなくていい」 山田哲の三盗にブレーキをかけていたのは、強力な味方打線だった。加えて二塁から単
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