先週の日曜日、東京でJT杯の決勝戦が公開対局で行なわれた。 谷川先生の決勝進出を私が見なくて誰が見るんだ!ということで息子に聞いてみた。 私 「ねぇ、今日将棋見に行かな…」 息子 「行かない」 即答された。 結果、谷川先生が勝利を収め優勝。 新型インフルエンザにかかって隔離され、幼稚園でも将棋界でも気まずい思いを味わった甲斐がありました。 (JT杯連敗街道まっしぐらの旦那には無理だし)
![JT杯 | 妻の小言。](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/92da61a0f168c525e96cc19de889df95fe7e0e0f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpds.exblog.jp%2Flogo%2F1%2F197001%2F01%2F23%2Fa010092320240321231516.jpg)
あるタイトル戦でのこと(旦那から聞いた話)。 いつものようにメニューの中から好きなおやつを注文し、わくわくしながら到着を待っていた。 すると、運ばれてきたおやつが自分のと佐藤さんのと逆に置かれた。 「いやっ、僕モンブラ…」 指摘する暇もなく、仲居さんは対局者に気を利かせ、足早に静かに部屋を去った。 対局室には自分と佐藤さんの二人だけ。 「…あの、そのモンブラン、僕のですよね?」と佐藤さんに言おうか。 それとも気づかないふりしてフルーツルージュを食べるか。 しかし盤上を読みふけっている佐藤さんが突然顔を上げ、「あ、僕のフルーツルージュ」と言ったら大変だ。 相手の動向をじっとうかがう。 佐藤さんは一心不乱に盤上を見つめている。 僕はモンブランを見つめている。 佐藤さんの手が伸びる。 「あっ…」 モンブランが口の中に運ばれるのを見届けてから、泣く泣く諦めてフルーツルージュに手を出した。 別のタイ
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