「今はともかく、長いシーズンが終わってホッとしています」 北海道北見市のアドヴィックス常呂(ところ)カーリングホールで行なわれた『全農 2018パシフィック・アジア・カーリング選手権(PACC)日本代表決定戦』で、3連勝して代表の座を保持したロコ・ソラーレ北見(LS北見)のリード・吉田夕梨花は、率直な感想をそう口にした。彼女のこのコメントは、チーム全体の総意と言えるだろう。 富士急との日本代表決定戦を制したLS北見 ちょうど1年前の昨年5月、LS北見は例年よりも早くオフを切り上げて、今季に向けて始動。陸上トレーニングと氷上練習を並行して重ね、夏には道内で行なわれたカップ戦に続けて出場し、9月の平昌五輪トライアル(中部電力との代表決定戦)に備えた。 トライアルを制すと、すぐにカナダへ飛んだ。11月のPACC(開催地:オーストラリア・エレナ)に向けて、ワールドツアーに参加しながらチーム力の底上