カーリング女子日本代表のSC軽井沢クラブが初めて出場した世界選手権は、3勝9敗で11位という結果に終わった。 初戦のニュージーランド戦を勝って白星で発進したが、2戦目のトルコ戦からはデンマーク、韓国、スイスと4連敗。以降も世界の強豪相手に連勝することはできず、ラウンドロビン(総当たりの予選)で大会を去ることになった。 初の世界選手権では11位という成績に終わったSC軽井沢クラブ。photo by AP/AFLOこの記事に関連する写真を見る 全12試合を通して、アリーナアイスにアジャストできなかった印象だ。ウエイトの短い石を伸ばすスイープの強さは随所に見られたものの、一方でラインコールに乱れのあるショットが少なくなかった。 初出場ということもあって、戦術面ではセーフティにエンドを消化したい意図があったのかもしれないが、リスクマネジメントに重心を置きすぎたきらいがある。多くのエンドで相手の石を