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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/mit_sloan (11)

  • 笑顔のススメ - My Life After MIT Sloan

    どうでもいいことだが、私は社会人になって以来ずっと、ひとつだけ誓って気をつけていることがある。 それは、自分がどんなにつらいときでも笑顔を絶やさず、人に会ったら挨拶をする、ということ。 家族や恋人とケンカして気分が悪かったり、仕事がうまくいかなかったり、 理不尽なことや腹が立つことがあったり、徹夜が続いて疲れていたり、 自分の役立たずぶりやふがいなさに腹を立てていたとしても、それはあくまで自分の都合である。 自分の目の前を、たまたま通りかかった人には関係が無い。 それよりも、もしかしたら通りかかった人だって、嫌なことがあって苦しんでいるかもしれない。 自分に余裕が無いからって、挨拶もせず、嫌な顔をしていたら、その人はますます嫌な気分になるのではないか。 それなら、せめて自分が笑顔で話しかけたり、元気良く挨拶をすることで、少しでも彼らに気分良く一日を過ごしてもらえる方がいいのでは、と思うわけ

    yam1226
    yam1226 2010/08/22
    それは、自分がどんなにつらいときでも笑顔を絶やさず、人に会ったら挨拶をする、ということ。
  • 人は男に生まれるのではない。男になるのだ。 - My Life After MIT Sloan

    って、ボーヴォワールが「第二の性」の中で言ってたフレーズのパクリ。 「人は女に生まれるのではない。女になるのだ。」と彼女は言って、 「女性らしさ」が社会的に作られたプロトコルに過ぎないと主張したのだ。 一方、現代社会では、女性も男性が多い世界で生きていくのに、逆に「男」を演じないとならないことが多々ある。 コミュニケーションのとり方や仕事の仕方・動き方だけではなく、話す内容まで。 男が大半を占めるコミュニティでは、話の内容がグラビア女優のことであっても、 えっ?って顔をして、相手に女性を意識させるようなことが憚られる場合も多々ある。 このような状況に適応していくうち、マンガ「働きマン」の主人公、松方弘子のように 「先輩、それって男目線ですよ」と後輩男子にまで言われるようになる。 しかし、こうやって「男」を演じるのって男性も一緒なんだな、と気が付いたのは、大学生のある時期だった。 男の人だっ

  • 人が組織のために倫理を犯してしまう時-クリステンセン教授のメッセージ - My Life After MIT Sloan

    米国ではゴールドマンサックスの不祥事が連日のように新聞の一面をにぎわせている。 それに関連して、先月、「イノベーションのジレンマ」で有名なクリステンセン教授が、MITで講義をしたときに話していた内容を、忘れないように書いておく。 クリステンセン教授の授業は4回シリーズで行われた。 2時間の長時間授業だが、400人収容のホールが前シリーズに渡って満席で、立ち見も。 「イノベーションのジレンマ(Innovator's dilemma)」や続編「イノベーションの解(Innovator's solution)」 に書かれていた内容に加え、2000年代に行われた彼の研究が主な講演内容。 確か3回目の講演で、授業のうち30分を使って教授がした話。 スライドには「Don't Go Jail」と書いてある。 「私のハーバード時代の同級生のうち、3人もが逮捕された。まだ服役中の人もいる。 一人はインサイダー

    人が組織のために倫理を犯してしまう時-クリステンセン教授のメッセージ - My Life After MIT Sloan
    yam1226
    yam1226 2010/04/26
    自分が「やらない」と決断したことを、きちんと組織に説明するのも大切だと思う。 個人的な倫理観で「やらない」と決めたことを、ちゃんと伝えて、承認してもらう。
  • 今、米国MBAに行く意味はどれだけあるのか - My Life After MIT Sloan

    論文執筆に追い込まれていて、最近全くブログが書けないけど、連休なので、今日は一書いてみる。 4月に入り、どのビジネススクールもRound 2の合格者が決まりつつある。 ずっと長い間MBAのために準備を進めてきた方には喜びひとしおでしょう。 Waitの方も強力にプッシュし続けると、追加で受かることが多いようなので、お勧めします。 さて、MBAに向けて頑張って勉強している人の気を削いではいけないと、遠慮していた記事を。 ずばり、今更アメリカのMBAに行って、何のメリットがあるのか。 いや、どうしたらメリットがあるように出来るのか? 米国MBAに留学する価値、そもそもこの時代に米国に留学や仕事を求めて行くことの価値については、 いろんな方が、批判的な意見を書いている。 私に言わせれば「そんなの、留学する人がどうMBAという場を活用するかで違うでしょ」である。 もっと言うと、 「MBAに来て、旅

    今、米国MBAに行く意味はどれだけあるのか - My Life After MIT Sloan
  • GE ジェフ・イメルト会長に会う (15.398 CEO Perspective) - My Life After MIT Sloan

    ご無沙汰です。 何と、10日近くも書いてなかったですね。 旅行行ってたとかではなく、ボストンにいたけど、とても忙しかったのでした。 その間に、GEのJeff Immelt氏が講演に来たり、IBMの上級研究員が講演したり、 「サマーウォーズ」の細田守さんが来たり、更に私自身の講演がボストンにてあったり。 10日も日語を書いてないと、書くのが下手になるので、読みにくいかもだけど、頑張って書くです。 まず生イメルトに会ってきた話から。 前にコストコの記事で紹介した、「CEO Perspective」という授業のゲスト講演者としてスローンにやってきた。 アメリカでは(日でも?)経営の神様とされてるジャック・ウェルチの後継者。 今でこそ、「ウェルチとは別の意味ですごい経営者」と認められてるけど、就任初期(2001年9月)は、 就任翌日に起こったテロのせいで保険事業が赤字、航空機エンジン事業が不振

    yam1226
    yam1226 2010/03/04
    最も時間を費やしているのは人材育成であり、次は正しい判断力をするための情報収集だという。 /自分の時間の60%近くは、(略)CEOとして10年後のGEを正しい方向に導いていくための作業に費やしているということだ。
  • あなたのプレゼンは何故つまらないのか? - My Life After MIT Sloan

    先週、ある授業に外部からの講演者が来た。 その授業に来る講演者は普段は面白いのだが、その日に来た人は最悪だった。 プレゼンが全く面白くない。 英語は完璧に分かるのに、全く耳に入ってこないのだ。 話し方は非常に良い。 英語はアクセントもなく、非常に分かりやすいし、話し方も洗練されている。 話す姿勢とか、ポーズの置き方とか、MBAで習うようなプレゼンスキルが駆使されている。 1時間も見ていると、彼女が学校では優等生だったのだろうな、と言うことが分かる。 それなのに、あれほどつまらないなんてことがあるのか。 MBAプレゼンスキルの意義を一瞬疑った。 あまりにつまらないので、聞くのをやめ、「何故この人のプレゼンがつまらないのか」を分析した。 周囲から見たら真面目にノートを取ってるようにしか見えなかったと思うが。 以下、私の気が付いたポイント。 正直、誰もが陥りやすい罠だと思うから、自戒も込めて。

  • 経営コンサルタントに大切なのはEmpathy(共感)だと思う - My Life in MIT Sloan

    Disclaimer: このブログの他の記事と同様、この記事も私の所属する学校や企業とは無関係で、私個人の私見となりますのでご了承ください。 最近、MBA向けの大手経営コンサルティングファームの面接が進みつつあるらしく、いろんな方から「経営コンサルタントとして大切なのは何か?」と聞かれる。 論理的な思考で深く掘り下げる力、とか、建設的に議論を進めていく力(チームワーク)、というのはよく言われる。 でも私は、そういうのは留学するのに英語が必要だ、という前提レベルのもので、もっと大切なものがあると思う。 ちょっと気になったので、経験も短い中からおこがましく書くことにする。 論理性とか地頭の良さが強調される中、意外と思うかもしれないが、私はEmpathyをもてるか、が大切だと思う。 Empathyって日語に訳すのが難しいのだけど、相手に共感する力、というところだろうか。 それも客観性・論理性を

  • 今、留学に向けて出願してる社会人へ - My Life in MIT Sloan

    Willyさんの社会人の留学向け英語奮闘記を読んで、私も自分が出願していた頃のことを色々思い出した。 特に、MBAのセカンド・ラウンドの締め切りが迫っていた12月上旬のこの時期は、かなり精神的にも追い込まれていた。 コンサルティングという仕事は、良く言われるとおりストレスフルな仕事で、体調を壊してしまう人は少なからずいる。 でも私は、仕事が性に合ってるのか、単に鈍いのか、4年働いていて仕事で体調を壊したことは一度もなかった。 生理不順になったことすらなかった。 その私が、2年前のこの時期、ちょうど12月のこの週。 仕事とエッセイ執筆のピーク。 生理も来ないし、胃の調子が悪くずーっと吐き気が続くので、正直、つわりかと思った。 しかし、文字通りそんなことをしてる暇は無いわけで(笑)、そんなわけない。 というか、「ああ当に妊娠でもしてたら、この苦しみから逃れられるのかもしれないのに」とすら思っ

  • 高級ワインの製造原価は実はたったの15ドル - My Life in MIT Sloan

    ソファーに寝っころがりながら、今週号のWine Spectatorを読んでいて目が飛び出る。 "Why Luxury Wines Are Here to Stay"−何故高級ワインがまだあるのか−という記事で、 「高級ワインを皆がいつまでも扱うのは、安いワインよりずっとマージンが良いから」ということが書いてあるものだが、驚いたのは数字。 You might think that very expensive wines have correspondingly stratospheric production costs. But it's not so. Inexpensive wines do see higher vineyard yields, which is a critical element in the cost of producing a wine. And they

  • 海外旅行先での美味しいレストランの見分け方 - My Life in MIT Sloan

    私、旅行が好きなんだけど、どこに行っても、とにかく美味しいものをべることに目が無い。 で、何も考えずにふらっと店に入る、なんてことはありえず、常によーくそのお店を見極めてから入る。 おかげで、お店を選ぶとき、「これは必ずチェックする」という基項目が自分の中で出来上がってきた。 北方先進国系でも、メキシコやベトナムなどの南方途上国系でも、基は同じ。 途上国系だと、これに「店が清潔か」というポイントが入るけど。 1.厨房の人数が多い店 これはダントツ重要と思うポイント。 席数や客数に比べて、厨房の人数が少ない店で、美味しかった店に出会ったことはほとんど無い。 これは考えれば当然で、厨房の人数が少なければ、当然、一人が同時に作る料理の数が多い。 煮過ぎ・焼き過ぎがおこるし、いくつか段取りが必要な料理では、素材が冷めたり乾いたりしやすい。 冷凍とか、作り置きを利用する割合も増えるだろう。 も

  • 日本企業が「日本らしさ」を捨てていく時代 - My Life After MIT Sloan

    以前に書いた記事「どの事業に参入すべきかを超簡単に見極める方法」で、Utterback先生のドミナント・デザインの考え方を紹介しました。 ひとつの製品・サービスが産業になり始めてしばらくすると、その製品・サービスの基的なデザインや期待されるスペックがだんだん決まってくる。 これを「ドミナント・デザイン」と呼ぶ。 ドミナント・デザインが決まる前は、製品そのもののユニークなデザインや機能などが勝負どころになるので、いろんな企業がその産業に参入。 色々なデザインや機能の製品が市場にあふれる。 しかし、だんだんデザインやスペックが収束してくる。 一度ドミナント・デザインが決まってしまうと、後は製品の質や価格、付随するサービスやマーケティングといったものしか勝負どこがなくなってくるので、新しく参入して勝つのが非常に難しくなる。 このあたりから、価格競争に負けて市場を去るプレーヤーが続出。 だから、

    日本企業が「日本らしさ」を捨てていく時代 - My Life After MIT Sloan
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