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ブックマーク / kaz-ataka.hatenablog.com (19)

  • 考えるということの本質 - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

    Leica M7, 50/1.5 C-Sonnar, RDPIII @Oxford, UK この間、少々驚くべきことに、僕にの推薦文を書いてもらえないかという話があり、パワーブロガーのちきりんさんの新刊を読んだ。「自分のアタマで考えよう」というだ。 これが大当りで、引き受けて良かったと思う、とても素晴らしいだった。 そこいらのPOPで使われることになると思われるその推薦文にも書いたとおり、これまで何度これと同じことを人に言ってきたかという内容が、彼女のしなやかで自由な、そして実に平易な文体で無数に書いてあるのだが、これがもうなんとも言えず、コクがあり面白い。 僕が何年か前に自分でも調べて、いつかブログに書こうと思ってたが放置していた、少子化問題についての彼女ならではの考察などは、そうなんだよ、と思うとともに、とても楽しめた。一言で言って、いくら生みやすくして一人一人が頑張っても、親の

    考えるということの本質 - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing
    yam1226
    yam1226 2011/11/06
    考えるということの本質に関する彼女の考察に一つ至言があり、それも紹介しておきたい。今、出先のため手元に原稿(ゲラ)がないので正確には覚えていないが、「考えるとはインプットをアウトプットにつなげること」
  • 落としどころ文化と積み上げ文化 - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

    50mm Summilux, Leica M7, RDPIII @Grand Canyon 仕事柄、様々な国の人と話をすることが多い。仕事なので、きっちりと前に進めないといけない、あるいはすくなくともケリを付けていかなければいけない話がほとんどだ。 その度に、痛感するのが、海外の人とのやり取りにおける日人の受け答えのはまりの悪さだ。基的にほとんどかみ合っているように聞こえない。結果、大きなストレスを相手に与え、これがあとあと、腹を割って話せる相手と思えるかどうかの境になってしまう。 これは広義には英語力の問題なのかもしれないが、通訳、あるいはその場に参加している通訳的な役割を担う人間がいるケースでむしろ顕在化することを見ると、単純に言葉の問題とは考えにくい。決して、アメリカ人、ヨーロッパ人のようないわゆる「外人」だけでなく、中国人、韓国人、インド人、シンガポール人と言ったアジア人が相手

    落としどころ文化と積み上げ文化 - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing
  • 悩まない。悩んでいる暇があれば考える - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

    Leica M7, 90mm Tele-Elmarit F2.8, PN400N @Santa Monica, CA これはだいぶ以前からの僕の仕事上の信念。 kaz_atakaの教えの1(イチ)と呼んでいる。 多くの人は悩むことに時間を使いすぎている。そして悩んだことを仕事をしたと思ってしまう。でもこれは僕は大きな無駄だと思っている。 考えることと、悩むことは違う。全く違う。僕はそう思っているのだが、なかなか分かってもらえない。 僕が一緒に働く若い人にいつも言っているのは大体こういうこと。 「悩んでいると気付いたら、すぐに休め」 「10分以上(君のbrilliantな頭で)真剣に考えても埒(らち)が明かないときは、もう考える筋がないのだから、そのことについて考えるのは一度やめたほうが良い。それはもう悩んでいる可能性が高い」 「悩んでいるかどうかも分からないのであれば、もう悩んでいる可能性

    悩まない。悩んでいる暇があれば考える - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing
    yam1226
    yam1226 2010/06/27
    特に仕事(研究を含む)において、悩むというのはばかげたことだ。仕事は何かを生み出すためにあるものであり、変化を生まないと分かっている活動に時間を使うのはばかげている。
  • 脱アドレナリンワークのすすめ - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

    Leica M7, 50mm Summilux F1.4, PN400N 昼間は非常に元気なんだが、帰る時は虚脱しきっている人がいる。 例えば、僕の職場で比較的近くにいる、ある女性の場合、僕の方がどちらかと言えば早く来ているし、どちらかと言えば長く働いているのだが、何ともいえず、帰る時は圧倒的にか細くなってしまう。 僕は決してgood shapeとはいいがたいし、若い時に運動しすぎて、腰を痛めてから、それほど運動している訳でもないので、体力もさしてあるわけでもない。が、僕のようにぜい肉がついている訳でもなく、中年にさしかかっている訳でもない彼女は、明らかに僕よりも何倍も疲労困憊して帰る。昼間は人並みはずれて元気に声を出しているエネルギッシュな人なのに、である。 帰りにたまに声をかけて話をしてみると、当に使い切ったと言う感じで帰るようだ。あれでは夜、まとまった活動も出来そうにない。仕事は確

    脱アドレナリンワークのすすめ - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing
    yam1226
    yam1226 2009/12/14
    これまで出会った非常に大きな成果を出して、どんどん組織や世の中を変えているような人たちは、もっと落ち着いて、しかし力強く仕事をしている人が大半だった。/
  • kindleと電子ペーパー時代の到来 - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

    Amazonkindleを入手した。 Lumix GH1, 35mm Biogon F2.0 日からでも買えるようになったというニュースを耳にして、躊躇することなく申し込んだので、きっと日に届いた最初の数百台かそこらの一台なんじゃないかと思う。昨日もオフィスで色々持ち歩いたが、誰もが結構興味津々で、当面、話題作りには事欠かない感じがする。案内が出てすぐに買ったのは発表が流れた朝6時過ぎに買ったiPod nano以来だ。 アメリカ生活時代のアカウントがあったのでそのまま申し込んだが、そういえばアドレスが変わっていることに気付いて、住所を変更した。送付前だとこういうことが簡単にできるのがアマゾンの直販部分についてのいいところだ。 届いてまず目についたのはそのハコの小ささだ。アマゾンといってもこのところ日でばかり買っているので、そのコンパクトさはすごいなと思った。開けてみてすぐに気付いた

    kindleと電子ペーパー時代の到来 - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing
  • 能力主義とメリトクラシー - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

    Leica M7, 90mm Tele-Elmarit F2.8, RDP III @ Grand Canyon National Park (Mooseと並ぶ、北米最大のシカ、Elkです。) 能力主義という言葉がある。 このように不景気になり、沢山の若い人がちゃんと仕事に就けない状態が続くと、若い人たちのコミュニティに熱望されているのではないかと思う。一方で、歳を取って、守るものが多い人たち、多くの場合、その仕事を始めようとしている人たちの親の世代では、しかるべきポジションについている人ですら、あまりやり過ぎは良くないと考えているだろう。何しろ、自分の家族や子供をどうやって養っていけば良いか分からなくなるからだ。 実は、僕は一度もいわゆる年功序列的な仕事をしたことがない。もともと科学者にずっとなりたいと思っていたから、ということもあるが、少なからず、歳を取った人たちにアービトラージ、日

    能力主義とメリトクラシー - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing
    yam1226
    yam1226 2009/10/14
    問題は、多くの組織において、能力主義で重用されたり、若い人が目指している領域が、右下にあることで、これらの人たちが大量にたまっている組織はかなり不健康だ。
  • マイケルジャクソンの死に想う - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

    Leica M7, 50mm Summilux F1.4, PN400N @Hiroo, Tokyo マイケルが死んだ。 それにあおられるようにマイケルのステージが見直され、彼の驚異のステージにまつわる秘密のようなものについても記事が出ている。僕も、それにリンクされているマイケルのステージを見た。 大げさかもしれないけれど、正直、毛が逆立つような感覚がした。彼はここまで仕事を詰めていたんだと、しみじみ感じた。 確か、僕が中学生の時にスリラーが出て、衝撃の2500万枚をたしか一年あまりぐらいの間に売り、ジャクソンファミリーの最年少メンバーから、一躍、世界の頂点に立った。前作のオフザウォールも洋楽ファン(この言葉自体が死語?)、R&Bファンなら誰もが知っている通り、ほんとにいやになるほど売れたが、スリラーは桁違いだった。 Thrillerのビデオこそが今振り返ればMTVの火がついた始まりだった

    マイケルジャクソンの死に想う - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing
    yam1226
    yam1226 2009/06/29
    日本では有名になることは無条件に良いこと、という価値観がどうもあるように思うが、あの価値観から真っ向から逆をいく人をアメリカでは随分たくさん見た。
  • 記事一覧 - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

    1995年の春、金融領域におけるコンシューマーマーケティング*1の先駆け的なプロジェクト(僕のいた会社の慣習で以下「スタディ」と書く)があり*2、初めて大手銀行のお仕事をした。そこまでに、消費財分野において、次々と現れる強烈な競合ブランドの登場で…

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  • 「大人たちにほめられるような馬鹿にはなりたくない」 - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

    Leica M7, 50mm Summilux F1.4 @Singapore これは昨日のエントリ(「青年よ、狭き門より入れ」)の続編、補足です。 - 実は、僕らの同期の誰もが、親や周りの人からなんでわざわざそんな会社に行くんだ、もっと「ちゃんとしたところ」どこにでも行けるのに、という話を何度となくされている。会社の名前が未だにちゃんと発音できない親を持っているやつだって別に珍しくはない。 でも僕は当に正しい選択をしてきたと思っているし(きっと同期のみんなもそうだろう)、こんな人もろくに知らない会社に来て、奇獣、珍獣たちと実に面白い日々を送ることが出来て当に良かったと思っている。 そのあと、やっぱり研究するために大学に戻ったが(教授が退任していたこともあり、教授の奨めもありアメリカに行った)、これもいかにもビジネスエリートのビジネススクールに行くような人生を送らなくて当に良かった。

    「大人たちにほめられるような馬鹿にはなりたくない」 - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing
    yam1226
    yam1226 2009/06/27
    これからは自分の目で見て、自分の肌で感じたことをベースに、単なる分析、分解論を越えて語れ、それを引き起こせる人の時代になる。
  • 傷心の草なぎ君に贈る言葉 - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

    Leica M7, 50mm Summilux F1.4, RDPIII @ Navajo Nation, AZ Experience is a hard teacher because she gives the test first, the lesson afterwards. — Vernon Sanders Law 経験というのは厳しい先生だ、、、試験が最初で、学びはそのあとなのだから。 — ヴァーノン・サンダース・ロー - Being vulnerable doesn’t have to be threatening. Just have the courage to be sincere, open and honest. This opens the door to deeper communication all around. It creates self-empow

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  • 心に残った言葉 - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

    Success is not the key to happiness. Happiness is the key to success. If you love what you are doing, you will be successful. — Albert Schweitzer 成功が幸せの鍵なのではない。 幸せが成功の鍵なのだ。 君が自分のすることを心から好きならば、 きっと君は成功するだろう。 アルバート・シュバイツァー -

  • 専門教育に関して悩まれている人へ贈る言葉 - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

    Leica M7, 50mm Summilux F1.4, 400VC-3 ブログ、全面再開できる状態にはほど遠いのですが、時たま、読者のかたから進学関連の悩み相談のようなメールを受けることがあり、今週もかなりまじめなものを受け取ったりしたものですからちょっと書いてみたいと思います*1。 大体、受けるご相談は、以下の三つのどれかで 今のまま日で大学院教育を受け続けるので良いのか ポスドクになってから外国に行くのでは遅いか やりたいことがあるが、仕事も忙しく踏ん切りが付かない こんな感じです。 - これを他人事(ひとごと)として読まれるとなんでそんなことに、と思われる人もいるかもしれませんが、それは毎度大変深刻、あるいは真剣なご相談で、だからこそ僕のような直接あったこともない人にまでご相談が来るのではないかと思うのです。こうやって何人かの人のご相談がやってくるということは、かなりの数の人が

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  • 「こわれてしまったかな?」と思う幻想リスト - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

    Leica M7, 35mm Biogon F2.0 @Sedona, AZ 昨日あんなことを書いてしまったので、まあ年末年始にちょっと考えていた、かつて日を覆っていたが(今も?)かなり壊れてしまったと僕が思う幻想リストを載せてみます。(当にえぐすぎるのは載せていません。) 80年代に成仏 働かざるものうべからず 国民的スター(長嶋茂雄、ピンクレディーなど) 金持ちも企業も持っているのに応じて、大方の税金を払うものである(=累進課税、法人税は有効) 持ち家は可能である(特に都市部) お金以外にも同じかそれ以上に大切なものがある 生活ではなく名目だけ豊かになったという途上国的な気分 大学生の節操(ある種の純潔) 90年代に成仏 お金や土地は安全な資産である いわゆる一流企業に、一流大学と呼ばれるところを出て就職すれば、ある程度豊かな生活は保障される 名の通った企業である程度成功すれば、

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  • 噛みしめることを大切にしよう - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

    この何年か、頭は良いのだが、反応が極めてデジタルで、深みがないというか、心にしみる感じのない人(特に若い人)にときたま出会う。全てのことを単なる表層的な情報としてそのまま処理しているというか、とにかく恐ろしく厚みのない判断をしている感じを与える人だ。以前も少しいたが、有意に増えているように感じる。 サクサク物事はこなすし、一見、明快な部分は気持ちもいいのだが、一方で、極度に表層的な印象を受け、これで良いと思っていること自体に対する気持ち悪さもある。そのためにこの人と当に会話しているのか、ちゃんと会話出来ているのか、ということについて、不安を感じる。もっとやっかいなのは、話をしているとしても、そもそも何も伝わっていないのではないか、理解、共感のベースが低すぎるのではないか、と思ってしまうことだ。 そのことを、僕が指摘すると、真顔で「何を言っているのか分からないので説明してください」というよ

    噛みしめることを大切にしよう - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing
    yam1226
    yam1226 2008/12/26
    「一次情報を死守せよ」というのは、私の大先輩であり、師匠の一人が私にかつて授けてくれた教えの一つだが、これは実に正しく、真実にたどり着くための道の入り口であり、出口でもある。
  • 眉間にしわを寄せるような大人に負けるな!(慶応SFC訪問記) - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

    Leica M7, 50mm Summilux F1.4, RDPIII @Monument Valley, UT 先週の月曜日、前職の先輩が教授をしている縁で、慶應のSFC(湘南藤沢キャンパス)に行って一コマ話をしてきた。 教室に近づいてみると、沢山の人が入り口から入ろうとしていて、入ってみると、それはかなり大きな大講堂だった。280人ぐらいはいるかも、というお話だったので、多少覚悟していたが、あまりの数にちょっとびっくり。U先生、さすがの人気授業である。すり鉢状の講堂だった。 こんな沢山の人の前で話すのは、実に久しぶり。もしかしたら学生の頃、駿台で夏期講習あたりを教えていたとき以来かも。 来、経営戦略の授業ということであるが、学生の人生の刺激、参考になりそうなことであれば、何を話してもよいと言うことだったので、自由に話しつつ、質疑応答してきた。とは言っても、僕のことなど何にも知らない

    眉間にしわを寄せるような大人に負けるな!(慶応SFC訪問記) - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing
    yam1226
    yam1226 2008/12/11
    人生、徹底的に楽しんだ者が勝ち。楽しく生きていない人間に負けるな。自分の人生を生きていない人間に負けるな。眉間にしわを寄せて分かったようなことを言うような大人に負けるな。そういう連中は自分に対して負け
  • 宮崎駿さんの言葉 - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

    Leica M7, 90mm Tele-Elmarit F2.8, RDPIII @Grand Canyon, AZ いまブクマでトップを走っている宮崎駿さんの言葉がすばらしい。あとで振り返れるよう、心にしみた言葉を少し残しておきたい。 - 自分たちは、悪人をやっつければ世界が平和になるという映画は作りません。、、、「あらゆる問題は自分の内面や自分の属する社会や家族の中にもある」ということをいつも踏まえて映画を作らなければいけないと思っています。、、、「自分の愛する街や愛する国が世界にとって良くないものになるという可能性をいつも持っているんだ」ということを、私たちはこの前の戦争の結果から学んだのですから、学んだことを忘れてはいけない - 私たちにとっていつも考えなければならないのは、日の社会であり、日にいる子どもたちであり、周りの子どもたちです。それをもっと徹底することによって、世界に

    宮崎駿さんの言葉 - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing
    yam1226
    yam1226 2008/11/30
    その年齢の少年たちは実に簡単に世の中のワナに引っかかるのです。つまらないカードを集めたり、つまらないラジコンの車に夢中になったり、あっというまに商業主義のえじきになってしまって、なかなか心の中を知るこ
  • どうにもならないことはどうなってもいいこと - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

    Leica M7, 50mm C-Sonnar F1.5 @Mother Farm, Chiba 最近の僕のブログの悩み*1は、書いてみたいことが次から次へと頭に浮かんで来て、そのくせ書く時間が全然ないこと。 下書きのタイトルとかをぼそっと書いて残せることが分かってから、このところ残しているとあっという間に20ぐらいを超してしまった。生活か,仕事の方で整理しきれていないのかもしれない。 - こんな時、僕がいつも立ち返るのはブルハのあの名ゼリフ。 「どうにもならないことなんて 、どうなってもいいこと」 物の名言。至言。金言。 大体世の中や、仕事の環境で騒がれていることなんて、実際に自分なり、なんなりに当てはめて考えてみると、大体はどうでも良いこと。あまりにもくだらないことばかり聞いていると、そういう感性が鈍るので気をつけないといけない。意味のないことは意味がないと言わないといけないのに、耐

    どうにもならないことはどうなってもいいこと - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing
  • 青年よ、狭き門より入れ - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

    Leica M7, 35mm Biogon F2.0, RDPIII @from Nevada to California この5-6年、とみに学生の志望者が増えていると聞く。ぼくの長年勤めてきたあるプロフェッショナルファームのことだ。一説によると、日の一部のトップ大学の学生で就職を考えている人の過半数が来ているんじゃないかという話すらある。この業界(そんなものがあるとして)が全体的にそういう話であるという話もある。 僕はコレを聞いて即座に危ないと思った。必ずしも死への行進、レミング現象というわけではないが、みんなが目指すものは能的に避けるのが正しい選択なのに、それに逆行しているからだ。(註:会社としては実に喜ばしいことである。あくまで主語はこの学生たち。) 確かに教育は手厚い。激しいクライアントインパクト、バリュー優先の社会の中で成長は加速する(grow or goという)、ただし、

    青年よ、狭き門より入れ - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing
    yam1226
    yam1226 2008/11/20
    僕が今言えるのは、業界に関わらず、とにかくあんまりみんなが目指すものを追っかけるのはやめたほうがよいのではないかということ。
  • 圧倒的に生産性の高い人(サイエンティスト)の研究スタイル - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Being between Neuroscience and Marketing

    Leica M7, 90mm Tele-Elmarit F2.8, PN400N @Santa Monica, CA アメリカで研究するようになって最も驚いたことの一つは、日では考えられないほど生産性の高い研究者が存在することだ。 たとえば僕がローテーションして、最後までそこでdissertation work(博士論文のための研究、活動)をすることにするか迷っていたあるラボ。そこはポスドク、テクニシャンを含めて(註:undergraduate=学部生は殆どアメリカの研究室には居ない)たった5人でやっているにもかかわらず、毎年5-6ぐらいはペーパーを出し、ほぼ全て一流紙。多いときは年に2ネイチャーに出し,一は表紙になったりしていた(#)。 しかも良く日では見かける深夜も土日も働いて、朝はどちらかというと崩れ気味、みたいな重労働系の生活ではなく、普通に朝来て、「うーん今日は狂ったよ

    圧倒的に生産性の高い人(サイエンティスト)の研究スタイル - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Being between Neuroscience and Marketing
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