鹿児島市の平川動物公園の人気者、ホッキョクグマのホクト(オス、23歳)とカナ(メス、23歳)の2頭に夏の暑さをしのいでもらおうと連日、大きな氷がプレゼントされている。鹿児島市が最高気温31・7度の真夏日となった21日も、それぞれ重さ18・5キロの氷を受け取ると、かじりついたり、ほおずりしたりして涼を堪能した。 氷菓「南国白くま」を販売する「セイカ食品」(鹿児島市)のはからいで、7月17日~8月31日の期間中、毎日午前11時ごろ届けられる。 飼育舎のプールに投げ込まれた氷を見つけたホクトはすぐにじゃれついた。比較的落ち着いた性格というカナは日陰に寝そべり、時折、遠目に氷を見ていた。