スクウェア・エニックスは2008年3月13日,韓国の芸能プロダクションであるファントム・エンタテインメント・グループなどを相手取り,韓国のソウル中央地方法院に提起していた著作権侵害訴訟に勝訴した(発表資料)。 ファントムは,同社所属歌手「IVY」による楽曲「誘惑のソナタ」の広告宣伝用ミュージック・ビデオの中で,スクウェア・エニックスのCG映像作品「ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン」の一場面を無断で改変・実写化したとする。ファントムは2007年3月上旬から,同ビデオをインターネットを通じて有償で公衆送信した。 スクウェア・エニックスは2007年6月22日に,同ビデオを製作・指揮した監督ホン・ジョンホ氏と,同ビデオを商用目的で利用したファントムを被告として,著作権侵害行為等を理由としてソウル中央地方法院に民事訴訟を提起していた。ソウル中央地方法院はスクウェア・エニックスの主張