ボランティア留学で海外へいって子供を教えた事のある人に聞いた話なのだが、日本の文化の紹介も兼ねて折り紙を子供達に紹介しようとしたところ、現地にいた先輩の日本人にこっちの子供は折り紙の素地がないので3回くらい折ったら終わりのモノにした方が良い、というアドバイスをもらったそうである。で、彼女は(超日本的な)鶴とか兜とかの難しい作品を辞めてコップを教えたそうだが、それでも出来ない子供が実際何人か居たそうである。 この話を聞いたときに思ったのが、やはりそれまでに培ってきた風土とか素地というものが影響するのは大きいなぁと改めて感じ入ったものだ。日本だと大半の子供が折り紙に親しんでいて結構難しい作品でもさっさと作ってしますい、中には自作のユニークな作品を考案する子供だっている。当然この一件は、だから日本の子供が才能的に細かい作業に秀でているとか紙系の芸術に秀でているなんて話ではなく、単純にそれまでに経