【追記4】この後、Googleの広報に確認してもう1本ブログを書きましたので、そちらも合わせてお読みいただきたく。 Googleのピチャイさんが「ネス湖の怪獣みたいに思われていたGoogleドライブをほんとに公開したよ」と今日発表しました。私はまだ使えないですけど。 で、使う前にもういっかい、3月に更新されたGoogleサービス横断の利用規約を読んでみましょう。ちょっと長いですが、「本サービス内のユーザーのコンテンツ」の2段落をまるごと転載します。 ----------------------------------------- 本サービス内のユーザーのコンテンツ 本サービスの一部では、ユーザーがコンテンツを提供することができます。ユーザーは、そのコンテンツに対して保有する知的財産権を引き続き保持します。つまり、ユーザーのものは、そのままユーザーが所有します。 本サービスにユーザーがコン
(1) その資料の内容や使用形態にもよりますが、 許可なくコピーを行えば著作権法違反に当たることがあります。 これはセミナーが有料か無料かに関わりありません。 (著作権法は著作による利益を保護する法律ではなく、著作活動そのものを保護する法律だからです) 私的使用の場合など、自由な利用が可能な場合もありますが、 20人程度に配るのであれば個人的な使用とは認めがたいと思います。 なお、その資料自体が、 単純なデータの羅列であったり、もともと権利がない著作物の収載であるなど、 創作性がない場合は問題ありません。 また、民事的にも著作権侵害などの不法行為に基づく損害賠償義務が発生し得ます。 あるいはセミナーの参加規約等で禁止されていれば契約違反ということになるかもしれません。 民事上の問題については、実損額の賠償が原則となります。 (2) 自分の言葉で書き起こすのであれば、問題ありません。 それは
福音派のクリスチャンに悲しいご連絡です。 口語訳聖書や新共同訳聖書と比べて、極度に保護意識の高い著作権を主張されているのが新改訳聖書。 「引用は250節まで」というルールは財団法人日本聖書協会も新改訳聖書著作権管理事務局も同じなのですが、大きく異なるのは新改訳聖書著作権管理事務局が主張される「表示、非表示に限らず」という文言。 新改訳聖書の著作権保護と普及が両立できるよう、いろいろと工夫してみたのですが、本日、決定的なことが分かりました。それは新改訳聖書の引用は一つのウェブサイトで『通算で』250節までだということです!ポイントは「通算」だということ!これがどういうことかといますと・・・ 1つのウェブサイトで引用できる御言葉が未来永劫250節だけ たとえばブログを長年書きながら、引用が250節に達した場合、過去の記事での引用を消して、新たな聖句を引用するとアウトです!一つの例ですが、一つの
漫画、アニメ、ライトノベル関係のロゴに使われているフォントの紹介。オタクのためのフォント読本「書体の研究」の情報も。 こんばんは。GALAXY Tab を買ったとたんに割り引きキャンペーンが始まってへこんでいる榊です。 予約までして買った客の立場っていったい…… さて、気を取り直して今日はフォントの小ネタを一つ。 Windows に標準で付いている MS明朝やMSゴシックは商用利用できる という話です。 と書くと、「お前、『書体の研究(商業誌版)』で商用利用できないって書いたじゃないか」と言われそうですが、実は、今は使えるんです。 というのも、MS明朝やMSゴシックの権利はリコーが持っているので、以前(2009年4月)に商用利用の可否について問い合わせたんですが、そのときは次のような回答でした。 (以下、(株)リコー TTWインフォメーションセンターよりの回答からの抜粋)申し訳ございません
やまや・たけし/1976年東京都生まれ。システムエンジニアを経て2002年よりライターとして活動。中国をはじめとするアジア諸国のIT事情を専門とし、幅広いメディアで執筆活動を行っている。執筆の他、講演や調査なども行う。著書に『中国のインターネット史 ワールドワイドウェブからの独立』(星海社新書)など。 News&Analysis 刻々と動く、国内外の経済動向・業界情報・政治や時事など、注目のテーマを徹底取材し、独自に分析。内外のネットワークを駆使し、「今」を伝えるニュース&解説コーナー。 バックナンバー一覧 アマゾンの「Kindle」などが引き金となって、世界的に話題を集めている電子ブックリーダー。中国でもオンラインゲーム・ベンダーとして知られる盛大(Shanda)からリリースされた電子ブックリーダー「Bambook」が、積極的なPR活動と999元(約13000円)という値ごろ感が手伝って
By woodleywonderworks アメリカの映画やテレビドラマのシーンでは頻繁にパーティーのシーンなどがあるため、誕生日パーティーであれば「ハッピーバースデートゥーユー」と歌うシーンもあってしかるべきはずなのになぜかそういうシーンが言われてみればあまり見覚えがない、というか非常に少ないわけですが、なぜなのでしょうか? その理由は以下から。 Ever wonder why no one sings the real “Happy Birthday” song on television? - Your Mind Blown Happy Birthday to You - Wikipedia, the free encyclopedia 理由は簡単で、「ハッピーバースデートゥーユー」の歌詞には著作権があるため。 もともとこの歌の曲部分は1893年にPatty Hillとildred
ある意味どうでもいいことや、役立つかどうかもわからないような中身を、日々脳内から適当に垂れ流しまくりつつ、今日をなんとか生き存えることを思案してます。 たとえば小説の場合、挿絵については別の著作権利が発生することがあるし、前書きや解説が著者以外ということも少なからずある。となると、それらは全部外したうえで対処しなければならないけれども、それらも「一冊の本」として考えると重要なファクターでもあるわけで……。 もちろん、小説に限らず、他の出版物でも同様で、少なくとも著者ひとりだけで出来上がったものではないこと、そして、著者が主張できるのがどの範囲までなのかを明確にしておかなければならないことが難しい。 少し前にも類似の話をしているんですが、小説なら「文章そのもの」が著作物であり印刷する前の原本が本来のマスターである、という点を忘れてはいけない。 もちろん、複製物も著作物のひとつなんですが、「ス
『MarkeZine』が主催するマーケティング・イベント『MarkeZine Day』『MarkeZine Academy』『MarkeZine プレミアムセミナー』の 最新情報をはじめ、様々なイベント情報をまとめてご紹介します。 MarkeZine Day
2010年06月29日23:04 カテゴリIT 役所は電子出版に介入するな 官僚は、意外に流行に弱い。電子出版が話題になると「わが省も何か口をはさまないと取り残されるのではないか」と心配になるらしく、さっそく総務省、文部科学省、経済産業省の合同で「デジタル・ネットワーク社会における出版物の利活用の推進に関する懇談会」なるものができた。役所が「懇談」するだけなら害はないが、先日出た報告書を読むと、またピントはずれの介入が始まるのではないかと懸念せざるをえない。 まず関係者が熱心に議論している「統一フォーマット」って、何のために必要なのか。アゴラブックスでは、ブラウザさえあれば読める「AJAXリーダー」を使っている。著者がOKする場合は、PDFファイルでもダウンロードできる。アップルのiBooksでもアマゾンのKindleでもPDFはサポートしているので、これとEPUBがあれば十分だ。EPUB
「出版界、このままでは崩壊する」――ダイナミックプロ、絶版ラノベ・SFを電子書籍化:おもしろさは誰のものか(1/2 ページ) 「このままでは出版業界は崩壊する」――そんな危機感から、1つの電子書籍販売サイトが生まれた。絶版本を電子書籍で“復活”させる「ダイナミックアーク」だ。開設したのは、漫画家・永井豪さんの版権管理・マネージメント会社のダイナミックプロダクション。新刊書籍が量産されてはすぐに絶版になるという出版界の負の連鎖に、一石を投じたいという。 ダイナミックアークでは、1冊315円で、絶版ライトノベルやSFを販売。一度購入すれば、いつまででも、何度でも読める。「売ったら終わり」ではなく、作家が作品を改訂することもあるという。出版社を通さず、作家と直接交渉してコンテンツを集めた。 ネット時代の出版のあり方を探るためのテストケースにしたいという。「急速に変化するITの世界について行くため
私は論争ということをしない。 自分に対する批判には一切反論しないことにしているから、論争にならないのである。 どうして反論しないかというと、私に対する批判はつねに「正しい」か「間違っている」かいずれかだからである。 批判が「正しい」ならむろん私には反論できないし、すべきでもない。 私が無知であるとか、態度が悪いとか、非人情であるとかいうご批判はすべて事実であるので、私に反論の余地はない。粛々とご叱正の前に頭を垂れるばかりである。 また、批判が「間違っている」なら、この場合はさらに反論を要さない。 私のような「わかりやすい」論を立てている人間の書き物への批判が誤っている場合、それはその人の知性がかなり不調だということの証左である。そのような不具合な知性を相手にして人の道、ことの理を説いて聴かせるのは純粋な消耗である。 というわけで私はどなたからどのような批判を寄せられても反論しないことを党是
昨年11月30日更新の「たけくまメモ」で、「商業出版社による個人ブログからのパクリ疑惑について」というエントリを書きました。この中で、俺の友人であるまさむねさんのサイト「一本気新聞」の家紋に関する記述が、コアマガジン社のムック『家紋の不思議』の中で剽窃されたのではないかという疑惑を紹介しました。 まさむねさんとコアマガジンの間では昨年から何度か話し合いが持たれていたようですが、まさむねさんより、このたび和解が成立したとの報告を受けました。コアマガジンのトップページに謝罪文へのリンクが張られています。 http://www.coremagazine.co.jp/ ↑コアマガジン公式サイト(TOPに謝罪文へのリンクあり) http://www.coremagazine.co.jp/kamon_ow.pdf ↑謝罪文URL(PDF注意) http://www.ippongi.com/2010/0
著作権保護期間を作者の死後50年のままにすべきか、70年に延ばすべきか――こんな議論が昨年から盛り上がっている。著作権管理団体など権利者側は「保護期間が長い方が創作意欲が高まる」「世界標準に合わせるべき」と延長を主張。これに対し、著作物の利用者側を中心に「延長すると2次利用時の手間が増えるだけで、文化の発展にもマイナス」などと反対の声が上がっている。 この問題について専門に考えるフォーラムも設立され、昨年からシンポジウムを開いて活発に議論している。ただこの議論には、最も重要なプレイヤーがあまり参加していない。現役の若い世代のクリエイターたちだ。 クリエイター側としては、漫画家の松本零士氏(関連記事参照)や、作家の三田誠広氏(関連記事参照)が延長賛成派として参加しているが、若い世代の漫画家やアニメクリエイター、小説家などは見当たらない。保護期間延長で創作意欲が向上するかどうかは、クリエイター
「コピーされ、2次創作されてこそ売れる時代」――伊藤穣一氏に聞く著作権のこれから:おもしろさは誰のものか(2/2 ページ) ファンにリミックス(2次創作)してもらい、ある程度“参加”してもらうことで、ファンとの関係を良好にしておくことは大切だ。 ファンによるリミックスを許可する人と、そうでない人たちがいるとすれば、リミックスするファンを大事にする人たちが、マーケティングは成功するのではないかと思う。リミックスまでするような熱烈なファンは、商品を買ってくれるからだ。 「ファンが増えてリミックスされると売り上げが上がる」ということは、実験をしながら見せていく必要がある。「ファンがリミックスしてくれないコンテンツは、世の中では認められない」ということになってくると思う。 「ファンサブ」というリミックスで、日本のアニメが海外で売れた 米国では、日本のアニメ映像に英語字幕を付けてネットで無断公開する
拡大が予想される電子書籍市場で国内での主導権を確保しようと、講談社、小学館、新潮社など国内の出版社21社が、一般社団法人「日本電子書籍出版社協会」(仮称)を2月に発足させる。米国の電子書籍最大手アマゾンから、話題の読書端末「キンドル」日本語版が発売されることを想定した動きだ。 携帯電話やパソコン上で読める電子書籍市場で、参加予定の21社が国内で占めるシェアはコミックを除けば9割。大同団結して、デジタル化に向けた規格づくりや著作者・販売サイトとの契約方法のモデル作りなどを進める。 日本の出版業界では「今年は電子書籍元年」とも言われる。国内の市場は2008年度は約464億円だが、5年後には3千億円規模になる可能性があるとの予測もある。成長をさらに加速させそうなのが読書専用端末の普及だ。アマゾン(キンドル)のほか、ソニーやシャープなども、新製品の開発に乗り出している。 国内の出版社がとりわ
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