Oguchi T/小口 高 @ogugeo m(メートル)などの物理単位と,前の数字の間にはスペースを入れるのが正式。日本の出版物では入っていない場合が多いが,きちんとした科学出版物では必ず入っている。一方,度を表す上付きの丸や%の場合にはスペースを入れない。これらは物理単位ではなく,数値の表記法を示す記号とみなせるため。
Oguchi T/小口 高 @ogugeo m(メートル)などの物理単位と,前の数字の間にはスペースを入れるのが正式。日本の出版物では入っていない場合が多いが,きちんとした科学出版物では必ず入っている。一方,度を表す上付きの丸や%の場合にはスペースを入れない。これらは物理単位ではなく,数値の表記法を示す記号とみなせるため。
第51回 縦書き主義 2011年1月17日 ITメディアデザイン コメント: トラックバック (0) フィードITメディアデザイン (これまでの増井俊之の「界面潮流」はこちら) 日本語というシステムは面倒も多いですが、独自のメリットもあると考えられます。 一音ずつ発音を数えやすいので俳句やしりとりのような遊びができる 漢字とかなを使い分けられるので速読しやすい また、これらに加え、 縦にも横にも書くことができる という特徴は現在の日本語表記システムの大きなメリットだと思います。 縦書きも横書きもできることは情報視覚化において有利です。縦長の領域に文字列を書きたいとき、英語などの場合は90度回転してテキストを書かなければなりませんが、日本語だと縦書きすれば問題ありません。実際、横書きの書籍でも背表紙は縦書きになっています。 下の古い案内地図では、俯瞰された地形図に対して短冊型の地名が縦に表示
amazonによると、共同通信社『記者ハンドブック』の第12版が10月27日に発売のようです。amazonでは現在予約を受け付けています。 このところ新しい版に買い換えてなかったのですが、さすがに今回は購入しようと思います。「29年ぶりに大改定される新常用漢字に対応した最新版」だそうですから。 常用漢字の改訂についてはしばらく前に新聞などで紹介されていましたが、あらためて情報を探してみました。漢字の追加196字と、音訓の追加29音訓。 (ほかに、削除される漢字や読み方などがあります) 常用漢字表が改訂されると、かなり文章が書きやすくなりそうです。変更点は、例えばこういうところです。 ・今までの常用漢字だと「親せき」と交ぜ書きしなければいけなかったけど、戚が追加されたので「親戚」と表記できる。 ・「かけ」では意味が分からなかったけど、「賭け」が入った。 ・「挨拶」「誰」「謎」なんて、どうして
「まじめ」という語は、「正(まさ)しき目」ないし「真し目」、あるいは「真筋目」からできたものだ、とする語源説がある。「まじまじと見る」の「まじまじ」は真顔の意もあり、関係があるとされることもある。 江戸時代に、真剣さ、本気さ、そしてそうした状態を感じさせる顔つきや態度という意味をもつ口頭語として現れた語であるようで、『日本国語大辞典』第2版などによると、370年ほど昔の文献に登場する。「まじめなるかほ」と、仮名草子『仁勢物語』下(早稲田大学蔵)に用いられている。 江戸時代のうちに、漢字による「真面目」という表記が現れる。たとえば、「真面目(まじめ 振り仮名)くさつて」と、松亭金水(1795-1862年)の人情本『秋色絞朝顔』初編下第六回(早稲田大学蔵)にあるように使われていく。 この漢字3字による表記は、中国では蘇軾も用いているが、それは実相を意味する漢語としての「真面目」(シンメンボク・
デザインの仕事をしており、原稿の文章中に出てきた記号でわからないものがあったので質問します。 たぶん演歌や童謡の歌い出し部分に付いている記号だと思うんですが、山が2つか3つ連なったようなウニョウニョマークです。 母が持っている演歌の歌詞カードにあったような気がするのですが、探しても見つかりません。 「あぁ~」って歌詞の所に付いていたような気もします。 でも、どの記憶も定かではありません。 パソコンの記号では出てこないし、名前がわからないのでネット検索しても出てこないのです。 もし知っている方がいたら、あのマークの正式名称、もしくは、正式な形を教えてください。 わずかな情報でも助かります。 どうぞよろしくお願いいたします。
ビジネス文書や雑誌で、当然のように使われる日本語の横書き表記だが、 どのような経緯で現在の形に定着したのかは手付かずの研究分野だった。 日本語学者の屋名池誠教授は、日本語の縦書き・横書きと、 日本の文化・社会とが影響しあう関係について研究している。 高井ジロル(以下、●印) 先生は、日本語が縦書きから横書きに変化してきた経緯を、近代以降に発行された新聞や雑誌などの表記をくまなく調べることで明らかにしてきたんですよね。 屋名池 誠(以下、「——」) 日本語のように縦書きも横書きもできる言語というのは、実は非常に珍しいんですよ。 私は、文字についての方向を「文字列展開方向」と「文字列配置方向」に分けて考えています。字の正面向きに対して垂直方向に進んでいけば、縦書き。正面に対して水平方向に進んでいけば、横書き。これが文字列展開方向。一方、画面に対してどう文字列が置かれているのかをいうのが、文字列
Author:くるぶし(読書猿) twitter:@kurubushi_rm カテゴリ別記事一覧 新しい本が出ました。 読書猿『独学大全』ダイヤモンド社 2020/9/29書籍版刊行、電子書籍10/21配信。 ISBN-13 : 978-4478108536 2021/06/02 11刷決定 累計200,000部(紙+電子) 2022/10/26 14刷決定 累計260,000部(紙+電子) 紀伊國屋じんぶん大賞2021 第3位 アンダー29.5人文書大賞2021 新刊部門 第1位 第2の著作です。 2017/11/20刊行、4刷まで来ました。 読書猿 (著) 『問題解決大全』 ISBN:978-4894517806 2017/12/18 電書出ました。 Kindle版・楽天Kobo版・iBooks版 韓国語版 『문제해결 대전』、繁体字版『線性VS環狀思考』も出ています。 こちらは10刷
プリントミックス出版さんの立ち読み本を読んでみた(2):キャプチャして指摘してみる スポンサードリンク Tweet プリントミックスさんの立ち読みFLASHを読んでみたら組版残念と書いた件の続き。 まず、キャプチャ録れないはずの電子書籍からキャプチャを録る方法。 タスクバーのブラウザのところで右クリックしてポップアップメニューが表示された状態ならPrintScreenが効きます。 ▲古典的なやり方ですw 実際に組版がおかしいなあと思ったのは以下の点。 ▲縦組でローマ字に全角使う場合は和欧文間スペースは不要(活字的な意味で) ▲原稿整理での三点リーダー置き換えの必要性に気づくかどうかは、今までの活字との接し方に左右されると思う ▲表記のばらつきは組版やる上でかなり気を使うところ 地方の印刷屋さんが勝手に指摘なんてしちゃって申し訳ないですけど、やっぱ組版が気持ち悪いのはちょっと…… 実は、プリ
( yutorieさん のオリジナルリース。すてきでしょう。) 『なんで神様は人間が小さな声で話していると怒り出すのだろう?』30年ほど前、教会に通い始めて、新改訳聖書を読んで異様な感じを受けた。問題は「つぶやく」という訳語であった。新改訳聖書では、「つぶやく」ということばを「不平を言う、不満を述べる」という意味で用いている。たとえば、出エジプト16章 7-8節。 <新改訳>朝には、主の栄光を見る。主に対するあなたがたのつぶやきを主が聞かれたのです。あなたがたが、この私たちにつぶやくとは、いったい私たちは何なのだろう。」モーセはまた言った。「夕方には、主があなたがたに食べる肉を与え、朝には満ち足りるほどパンを与えてくださるのは、あなたがたが主に対してつぶやく、そのつぶやきを主が聞かれたからです。いったい私たちは何なのだろうか。あなたがたのつぶやきは、この私たちに対してではなく、主に対してな
韓国のある学会に呼ばれ、発表する機会をいただいた際に、別室で発表者たち一人一人に、お礼にと手渡されたそれは、ウォン(원)札の束であった。その金額の響きと封筒の厚みが心に残ったが、ざっと換算してみると、旅費・宿泊費込みで一般的な額であった。日本での、こっそりと用紙に何やら記入してもらって、後日、振り込みをするといった方法とは対極にある。韓国ではいろいろな場面で、直接的あるいは明確な形で人を喜ばせようとするサービス精神に富む文化というものに触れられる。 ウォンは、通貨危機を何とか脱したようだ。北朝鮮も、同じウォンという名称の貨幣単位を使っているそうだが、そちらはどうなのだろうか。ともに漢字で表記していた時代には、「圓」という漢字で表記されており、その漢字の発音がウォンなのであった。以前には「圜」(ホァン 환 Hwan)を用いた時期もあった。これも円いという意味ももつ漢字であり、その場合には「圓
仮想ゲーム世界で広がる群像劇――『Romantic Sa.Ga』が面白い - 敷居の部屋 紹介記事から知った動画のシリーズ*1なんですが……。 「ロマンティック サ・ガ」 ハリアー さんの公開マイリスト - ニコニコ動画 最初に張った画像を見てもわかるように、三点リーダー×1(…)とナカグロ連打(・・・・・・)を併用したスタイルがちょっと話題になってました。 実際に作品を追ってみて、「おお、なるほど」と感じたのは、ひと呼吸の「間」は三点リーダー×1。長い沈黙はナカグロ連打。という使い分けで作中の書式ルールが完成していること。 逆に言うと、長い沈黙で三点リーダーを並べたものは見付けられませんでした。三点リーダーは純粋に「ひと呼吸の間」を表現する目的専用に使われていて、一般的な文章で用いられる沈黙(三点リーダーを並べた「……」)はすべて「・・・・・・」に置き換えられている。 つまりこれは、無作
小学校高学年の男児が、平仮名の「へ」の右側の部分に「〃」を交差させて「」と書いていた。友達への手紙の宛名でのことだ。聞けば、10歳前後になるクラスの女子が手紙などでそう書いているからという。 親が教えたことがすべてであったころは、遥か昔になってしまった。子供ながらに、親や教員など大人だけでなく、友達や漫画などの影響を共有する自分の文字社会ともいうべきものを持っているようだ。この宛名に付く助詞「へ」の書き方は、私が小学生の頃にも見たことがある。懐かしさが出る気がするので、今でもたまに使うという女子学生もいる。 これは、教科書にも辞書にも新聞にも、載ることはまずない。いわゆる変体仮名として位置付けられたこともない。しかし、確かに世の中には存在しているのであって、実は性別や年齢によって使用に傾向性が存在する位相文字として、気になっている。そば屋などに貼ってある芸能人や作家などのサイン色紙にも、縦
スイス出張から戻りました。出張中に、私の本『欧文書体』の図版42について、大熊さんから以下のような質問がありました(抜粋)。 「35ページの図42。数字とmとの間隔がベタのようですが,実際にヨーロッパではこのように組むことが多いのでしょうか。」 その図版を同じ書体を使って再構成します。本では、この組み方が良いと判断して載せました。「零テン九五メートル」を組んだ例。まん中は主にヨーロッパ、右はイギリスの一部の人が使うやり方。 『欧文書体』執筆の際に組版の部分で私が参考にした本は数冊あります。いわゆる古いオックスフォード・ルール、古いシカゴ・ルール、新しい『The Oxford Guide to Style』、そして Phil Baines & Andrew Haslam 共著の『Type & Typography』の4冊をとくに参考にしていて、このうち、図42の部分に限らず多くの部分で参考に
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