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2024年4月19日のブックマーク (8件)

  • 習外交に欧州は耐えられるか 実力不足露呈、軍事力と技術力なければのみ込まれる窮地に

    中国・重慶で、ドイツ自動車部品大手ボッシュが出資した工場を視察するショルツ独首相(左)=14日(ロイター)今は戦争と外交の時代である。 バイデン米大統領は先週、岸田文雄首相を国賓待遇でもてなした。今週はイランのイスラエル攻撃で、先進7カ国(G7)の首脳会議を開いた。次は中国の習近平国家主席が巻き返しに出る。5月には、5年ぶりに欧州を歴訪する。 最初の訪問地はフランス。中仏は国交60年の節目にあたる。報道によると、マクロン大統領はスキーでよく訪れる南仏の山に習氏を招く。祖母と幼少期を過ごした場所でもあり、くつろいだ雰囲気の中でトップ会談をしたいようだ。今月初め、約80人の中国人関係者がバスで現地を事前視察し、住民を驚かせた。

    習外交に欧州は耐えられるか 実力不足露呈、軍事力と技術力なければのみ込まれる窮地に
  • 性別変更の厳格化を提言、自民・女性守る議連「ふわっとした多様性で片付けられぬ」

    小泉龍司法相(右から3人目)に提言書を渡す自民党の「全ての女性の安心・安全と女子スポーツの公平性等を守る議員連盟」のメンバー=19日午後、法務省(奥原慎平撮影) 性同一性障害特例法を巡り、自民党有志議員でつくる「全ての女性の安心・安全と女子スポーツの公平性等を守る議員連盟」のメンバーは19日、小泉龍司法相と面会し、性別変更する際の要件の厳格化を盛り込んだ提言を提出した。生殖機能の喪失を要件とした特例法の規定が憲法違反と判断されたが、規定の撤廃が広がれば、性同一性障害を抱える生来の男性と、「女性のなりすまし」との見極めが困難になりかねないとの指摘もある。小泉氏は「さまざまな論点が議論され、多くの国民に理解してもらい、一番いい形で進むことができればと思う」と述べた。 女性スペースを守る議員立法を先行提言では、10年以上継続して性同一性障害の治療を受け、他の性別で社会生活を営んでいることの確認を

    性別変更の厳格化を提言、自民・女性守る議連「ふわっとした多様性で片付けられぬ」
  • 岸田首相、靖国神社参拝を見送りへ 春季例大祭

    岸田文雄首相は、東京・九段北の靖国神社で21日から始まる春季例大祭に合わせた参拝を見送る方向だ。関係者が19日、明らかにした。斎藤健経済産業相、坂哲志農林水産相は記者会見で「個人として適切に判断する」と説明した。 首相は令和3年10月の就任以降、春季と秋季の例大祭に参拝せず、「真榊」と呼ばれる供物を奉納している。林芳正官房長官は19日の会見で、例大祭への対応を問われ「首相が適切に判断される。私も同様だ」と述べた。 例大祭や終戦の日に例年、参拝している高市早苗経済安全保障担当相は会見で「私的なスケジュールについては申し上げない」と述べるにとどめた。木原稔防衛相は「国のために尊い命を犠牲にされた方に哀悼の誠をささげ、尊崇の念を表すということは当然のことだ」と指摘した上で、参拝は「適切に判断する」と語った。 自見英子地方創生担当相は参拝する考えはないとした。

    岸田首相、靖国神社参拝を見送りへ 春季例大祭
  • 令和書籍の歴史教科書が合格 過去4回不合格、社長は竹田恒泰氏 | 毎日新聞

    教科書検定で指摘を受けた申請段階の令和書籍の教科書。「現存する世界最古の国家は、我が国なのです」という記述は改められた=東京都千代田区で2024年、宮武祐希撮影 文部科学省は19日、2025年度から中学生が使う教科書の検定で「未了」となっていた社会の歴史の2点について、合格にしたと発表した。過去4回にわたり不合格とされた「令和書籍」の教科書で、日を「現存する世界最古の国家」とした記述など100カ所以上を修正して検定を通過した。 同社は多くの欠陥を指摘されたこれまでの申請図書を「文部科学省検定不合格教科書」と銘打ちネットなどで販売してきた。保守色の強い中学の歴史教科書は、「新しい歴史教科書をつくる会」のメンバーが執筆した自由社版や、育鵬社版などがあるが、文科省によると、24年度の需要に対するシェアは両社合わせて約1%にとどまる。 「令和書籍」の社長は作家の竹田恒泰氏。21年度検定版として販

    令和書籍の歴史教科書が合格 過去4回不合格、社長は竹田恒泰氏 | 毎日新聞
  • 親権に接するとき 「雀のかあさん」に重ねる横田早紀江さんと不甲斐ない政治 言葉のひと解き 清湖口敏 

    岸田文雄首相と面会し、拉致被害者家族会の新たな運動方針を伝えた後、取材に応じる横田早紀江さんら=3月4日、首相官邸(松井英幸撮影)離婚後の親権を父母双方に認める「共同親権」の導入に向けた民法などの改正案が今国会で可決、成立する公算が大きくなった。たとえ離婚しようとも両親が子供の養育に関わり続けるのは極めて当然の義務であり、親権が一方だけの「単独親権」では親子の絆も断たれかねない。法の改正を強く望むゆえんである。 みすゞの詩ところでこの親権という言葉に接するとき、私には決まって意識に上る2人の人物がいて、その一人が大正末から昭和初期にかけて活躍した童謡詩人の金子みすゞである。彼女の「こころ」と題する詩に次の一節がある。

    親権に接するとき 「雀のかあさん」に重ねる横田早紀江さんと不甲斐ない政治 言葉のひと解き 清湖口敏 
  • <正論>女性皇族のため「婚姻特例法」を 国士舘大学客員教授、日本大学名誉教授・百地章

    皇位の安定的継承について公明党と国民民主党が先頃、衆参両院議長あてに意見書を提出した。いずれも政府の有識者会議が優先すべしとした「女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持する案」(第1案)と「旧宮家からの養子案」(第2案)に賛成している。 「旧皇族の養子特例法」を日維新の会は令和4年、旧宮家からの養子案を高く評価する意見書を提出、自民党の懇談会も先の2つの案に賛成の意見書を4月中に提出する予定である。

    <正論>女性皇族のため「婚姻特例法」を 国士舘大学客員教授、日本大学名誉教授・百地章
  • 政治評論家の屋山太郎氏死去 行政改革推進、正論大賞 「喧嘩太郎」の異名も

    産経新聞の「正論」執筆メンバーで政治評論家の屋山太郎氏が9日午後10時40分、肺気腫のため横浜市内の自宅で死去した。91歳。葬儀・告別式は近親者のみで済ませた。 昭和7年、福岡県生まれ。東北大学文学部卒業。34年、時事通信社に入社。政治部記者、ローマ特派員、首相官邸キャップ、ジュネーブ特派員、編集委員兼解説委員などを歴任し、62年に退社。その後は政治評論家として日の保守論壇を代表する論客の一人として活躍した。歯に衣(きぬ)着せぬ論陣を展開し、「喧嘩(けんか)太郎」の異名でも知られた。 56年には第2次臨時行政調査会(土光臨調)に最年少の委員として参画。国鉄の分割・民営化を進めた。 このほか、行政改革推進審議会専門委員、選挙制度審議会委員、臨時教育審議会専門委員も務め、行財政改革を推進。選挙制度改革では政治腐敗を排するため衆院選での小選挙区制度導入を訴えた。平成19年には、年金記録問題の原

    政治評論家の屋山太郎氏死去 行政改革推進、正論大賞 「喧嘩太郎」の異名も
  • <正論>全集の読破は大学の卒業に優る 東京大学名誉教授・平川祐弘

    平川祐弘氏佐伯彰一氏が旧制富山高校の学生だった時、確か小林秀雄だと思うが新鋭の評論家が富山に来た。文芸講演の後、宿まで行って話を聞くと「作家の全集を読破すれば文学部卒業以上の実力がつく」と言われた由だ。これはまさにその通りで、人間の自己教育の尊さを示唆している。 私も新入生に忠告したい。講義などつまらない。自分で読むことが肝心だ。では私が読んだ作家は何人か。漱石、鷗外、ハーンは作品も手紙も八割方読んだ。この折に、三人の手紙に人間の生死を観察したい。 死を前にしたユーモア

    <正論>全集の読破は大学の卒業に優る 東京大学名誉教授・平川祐弘