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ブックマーク / sivaprod.exblog.jp (2)

  • 21世紀のルイセンコ。 | デザイン夜話

    「トロフィム・ルイセンコ」という名前の学者をご存じだろうか? 旧ソビエト連邦で時の権力者スターリンに重用されたルイセンコの「環境因子が形質の変化を引き起こし、その獲得形質が遺伝する」という学説が公式見解として採用され、メンデルの遺伝学を奉じるソ連の生物学者や農学者は「ブルジョア理論を支持する反政府主義者」として処刑されたり強制収容所に送られたりしたのだ。ルイセンコの名前は政治的イデオロギーを科学に盛り込む愚かしさとそれが呼ぶ悲劇の代名詞ともなった。1950年前後の旧ソビエト連邦でのできごと。 でもこの国ではちっとも古い話なんかじゃない。 安倍首相が重用する「学者」「有識者」と称する人々はルイセンコどころか調査や統計の検証もなく政策を提言してしまうのだから。実際にここにある「教育再生会議会議議事録」を読んでみたが、「学者」「有識者」などと称しながらものごとを科学的に捉え言語化することが出来な

  • ”同性婚合法化のために戦う保守派アメリカ人”という存在。 | デザイン夜話

    カリフォルニア州で2008年に成立した「Prop8(同性婚を非合法とする住民投票)」は違憲であると訴える裁判の提訴者側弁護士を米国では保守流と目される元米訟務長官セオドア・オルソン氏(レーガン政権で司法次官補、ブッシュ前政権で政務長官を務めた筋金入りの共和党支持者らしい)が引き受けたと知ってたいそう驚いたのだけど、そのオルソン氏の寄稿が今週のニューズウィークに掲載されていることを知って早速買って読んでみた。 論理の明晰さがすごい。同性婚合法化を望む理由のひとつは「結婚は地域社会や国家の骨格を成す制度の一つであり、今度はそれに同性愛者たちが参加しようとしている。それは結婚に対する価値を強固にするという点において保守派にとっても望ましいことである。」という保守派的な観点からなのだけど、それよりなにより、「同性婚を禁止する合理的な理由は見つからなかったが同性婚を認める合理的な理由は山ほど見つか

    yomimonoya
    yomimonoya 2010/02/06
    「「公平」や「平等」というものを実現するのはなによりも論理であり知性なんだなあ」/提示された記事も読みたくなった。
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