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小説に関するyomimonoyaのブックマーク (10)

  • わたし、‘わたし’、“わたし”。(雪星/イル) - カクヨム

    褒められるポイントが多過ぎて、どこから褒めたらいいのかわからないぐらいの傑作SF。作中の技術は全て現在の技術の延長線上にあるもので、「将来は確かにこんな世界になるのかも」と思わされる説得力があります。 なおかつ「わたし」の自殺の真相に迫っていく筆致は非常にスリリングで、エンターテイメントとしても一級品のストーリーに仕上がっており、グイグイ引き込まれました。 AI技術が過渡期の今だからこそ読んでおきたい物語ではありますが、将来現実がこの小説を追い越してしまったとしても、古典として読まれ続ける可能性を考えてしまうぐらいの完成度の高さを感じます。 こういう話が読めるとSF好きで良かったと思いますね。

    わたし、‘わたし’、“わたし”。(雪星/イル) - カクヨム
  • 【Movie】【Book】定型が反転するとき~女とノワールの可能性~

    こんばんは、@vertigonoteです。 突然ですが、皆さんは「ノワール」はお好きですか? という問いかけに、お好きな方は「そのノワールという言葉はどのような定義で?」と返答されることでしょう。これほど1ジャンルとしてよくきく、にもかかわらず「厳密な定義ができない」漠然と、しかし確かに存在しているジャンル名も珍しいように思うのですが(この単語の詳しい歴史と発展の経緯については『ノワール文学講義』に詳しいかと思います)今日お話ししてみたいノワールについては「所謂」だと認識していただければ幸いです。「裏社会あるいは暴力や不信や悪意の横溢する世界が舞台+どうしたって完全なハッピーエンドにはならないことが運命づけられた犯罪劇」くらいを必要条件に「虚無と閉塞」の要素があるもの、としていただければと。(ちなみに私は個人的な定義としては「彼岸に渡りて帰る道なし」というのがノワールだと思っています) こ

    【Movie】【Book】定型が反転するとき~女とノワールの可能性~
    yomimonoya
    yomimonoya 2016/04/18
    「ノワールを「美学も感傷も捨て置いて、最後に生き残りをかける選択」に宿るものとすれば、女が女であることの社会圧、生存のための支配力学の強さは新たな傑作につながっていく可能性は高いかもしれません」
  • あらしが来るとは誰も思っていなかった ---- ドラ・ド・ヨング『あらしの前/あらしのあと』 - ohnosakiko’s blog

    『あらしの前/あらしのあと』(岩波少年少女文学全集、1961、吉野源三郎訳)を、久しぶりに再読した。 著者のドラ・ド・ヨングはオランダ人女性だが、「あらしの前」(原題:THE LEVEL LAND)は1950年にアメリカで出版されて好評を得、その7年後に「あらしのあと」(原題:RETURN TO THE LEVEL LAND)が出されている。 私の持っているのは、この二冊が一緒になっている50年前の古い単行。今は岩波少年文庫に別冊で収められている。日に紹介されている欧米の児童文学の中では、わりと地味な部類に入るこのを手に取ったのはもちろん、「不安の中でどう振る舞うのが正しいか」のヒントがどこかに書いてなかったかなと思ったからだ。 あらしの前 (岩波少年文庫) 作者:ドラ・ド ヨング発売日: 2008/03/14メディア: 単行あらしのあと (岩波少年文庫) 作者:ドラ・ド ヨング発

    あらしが来るとは誰も思っていなかった ---- ドラ・ド・ヨング『あらしの前/あらしのあと』 - ohnosakiko’s blog
    yomimonoya
    yomimonoya 2011/03/18
    「「ごく普通の大人達」の我慢強く品位を失わなかった態度」←ここまで読んで無性に泣きたくなった。
  • 青空文庫で読める日本古典SF

    サービス終了のお知らせ いつもYahoo! JAPANのサービスをご利用いただき誠にありがとうございます。 お客様がアクセスされたサービスは日までにサービスを終了いたしました。 今後ともYahoo! JAPANのサービスをご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします。

  • エリック・マコーマック - 隠し部屋を査察して - Close To The Wall

    隠し部屋を査察して (海外文学セレクション) 作者: エリックマコーマック,Eric McCormack,増田まもる出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2000/07メディア: 単行購入: 1人 クリック: 44回この商品を含むブログ (7件) を見る去年はずっとプルーストか笙野頼子くらいしか小説を読めてなくて(後半は他に仁木稔、赤染晶子で全部)、小説があまりに足りてなかった。それで年明けにはざっと推理小説SFを五、六冊読んだけれど、どれもちょっと物足りなかった。で、これを読んでようやく欲しかったものを読めた気分だ。そうだ、奇想小説が足りなかったんだ、と。 マコーマックはカナダ在住のスコットランド生まれの作家で、これはデビュー作になるらしい。他に訳書としては「パラダイス・モーテル」が出ている。両書とも、私が手に入れたのはもう五、六年以上も前だ。でも去年、岡和田さんつながりでSF評論

    エリック・マコーマック - 隠し部屋を査察して - Close To The Wall
    yomimonoya
    yomimonoya 2011/01/31
    品切れプレミア価格……orz /「話のそれた」箇所にも注目。
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…

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  • はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました - はてなの告知

    はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28

    はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました - はてなの告知
    yomimonoya
    yomimonoya 2010/07/11
    これは読んでみたいめもめも。
  • ララビアータ:村上春樹氏の『風の歌を聴け』 - livedoor Blog(ブログ)

    ゼミの学生からの希望で、村上春樹氏の『風の歌を聴け』を読むことになった。私はまだ彼の小説を一つも読んだことがないので、何の予備知識もなくこの小説を読んだ。もちろん、若い学生諸君がこの小説をどのように読んでいるのだろうか、興味もあった。 「主人公の女が妊娠中絶しますよね? あれどう思いました?」と私が、この小説を取り上げることを希望した学生に聞いてみると、「えっ!そんなところありました?」と驚く(!)。この小説は、ご存じのようにこれといった事件が起らない小説だ。その中でほとんど唯一と言っていいような事件が女の妊娠中絶である。その中心の筋さえも気づかないで、どうしてこの小説の愛読者になれるのであろうか?私のような古いタイプの小説愛好家にとっては、なんとも不思議である。以下、私の読後感想を思いつくままに書きつけておこう。 小説は、1970年8月8日から8月26日まで19日間に起こった事件からなる

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    テレビドラマ 【動画】「ナイツ&マジック」をフルで無料視聴する方法と見逃し配信サイト 2021年9月27日 chigusa@atonality.jp

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  • 超越性をもたされた登場人物の扱いとか、肥大化した作品における冒頭の不都合さとか - 法華狼の日記

    「まおゆう」の啓蒙話法は、確かに問題をふくんでいるかもしれない - 法華狼の日記の続き。コメント欄で補足した観点もふくめつつ、雑多に書いていく。 前に見かけた時のtwitterはクローズドだったのだが、気づかない間に公開されていた*1。言及されているので、少し返答。 Naokitakahashi (@naokitakahashi) | Twitter ミステリにおいては「コズミック」でとっくに終わっちゃってるよねw<探偵の超越性が云々の議論 やっぱ時代遅れだと思う。 http://d.hatena.ne.jp/hokke-ookami/20100518/1274193406 9:49 PM May 18th これはもう心底から反駁しておくが、流水大説でミステリが終わらされても困る。それも、たった一つの作品だけで結論づけられては、長いミステリの歴史で積み重ねられた模索は何だったのだ。 後期ク

    超越性をもたされた登場人物の扱いとか、肥大化した作品における冒頭の不都合さとか - 法華狼の日記
    yomimonoya
    yomimonoya 2010/05/22
    「説得するには粗すぎる論理を萌えで誤魔化しているからこそ駄目」←他作品でも見たことあるなぁ。エピソードをきちんと積まずに女子キャラの可愛さで場を説明しちゃうとか……すごいゲンナリ感ある。
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