富山地区広域圏は、去年12月に震災がれきを試験焼却した際、焼却灰を最終処分場に搬入するのを妨害したとして、市民グループのメンバーなどを威力業務妨害の疑いで県警に告訴しました。 富山地区広域圏は去年12月に岩手県のがれきおよそ25トンを立山町の焼却施設で試験焼却しました。 その焼却灰を富山市山本の最終処分場に搬入しようとしたところ、周辺の住民や、がれきの受け入れに反対する市民グループのメンバーなどがトラックの前に立ちはだかって阻止したため、行政側と市民側でおよそ10時間にわたってこう着状態が続きました。 これに対し、富山地区広域圏事務組合は搬入業務を妨害されたとして、今月7日、阻止行動をとった十数人を威力業務妨害の疑いで県警に告訴しました。 広域圏事務組合は「刑事訴訟法に基づき公務員の義務として告訴した」としています。