政治資金規正法違反で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告の無罪判決を伝えるテレビ=大阪市浪速区のヤマダ電機LABI1なんばで2012年4月26日午前10時18分、後藤由耶撮影 この日の判決を受け、市民には歓迎や疑問の声が交錯した。特に小沢元代表を巡る「政治とカネ」の問題については、徹底解明を求める意見が根強い。 「妥当な判決だ。罪を犯したかのように騒がれ、小沢さんのイメージは悪くなる一方だった」。こう擁護するのは札幌市厚別区の会社員、内田勇さん(49)。「無実の人を起訴した検察審査会の議決の過程は検証されるべきだ」とも指摘した。 津市の主婦、鵜近貴子さん(40)も「無罪で安心した。小沢さんには政治が停滞している現状を何とかしてほしい」。東京都の会社員、桑田一彦さん(48)は「証拠が薄弱で無罪判決は妥当と感じる」と語り「リーダーシップのある政治家が求められる時代。これで小沢氏が再び表舞台