ダニが媒介する新たな感染症で、4月初めに鹿児島県内の女性が死亡していたことが鹿児島県などの検査で分かりました。 この感染症による死者は国内で6人目で、鹿児島県内では初めてです。 鹿児島県によりますと、感染が確認されたのは鹿児島県内の成人の女性で、発熱などの症状を訴えて入院し、およそ1週間後の4月初めに死亡したということです。 この女性が通っていたデイサービスの職員が、女性の「もも」の部分にダニがついていたと話していたことから、鹿児島県と国立感染症研究所で検査をしたところ、SFTS=「重症熱性血小板減少症候群」を引き起こすウイルスが検出されたということです。 この感染症はことし1月に国内で初めて感染が確認されて以降、これまでに山口、広島、愛媛、長崎、宮崎の5つの県で合わせて5人の死亡が確認されていて、今回、鹿児島県でも確認されたことで死者は6人になりました。 ウイルスを媒介するマダニは、家の