陸上自衛官OBで自民党の佐藤正久参院議員が25日、記者会見し、自衛隊からの秘密漏出を防ぐため情報を収集する「自衛隊情報保全隊」が、佐藤氏を監視対象にしている疑いがあると述べた。同氏は「実際に私の会合に保全隊が来ている」と指摘。北沢俊美防衛相が本来の任務と違う調査を保全隊員に指示していたら問題だ、と主張した。 これに対し、防衛省防衛政策局調査課は「北沢氏が特定の個人、団体に関する情報収集を指示した事実はない」と否定している。
◎ 軍隊という暴力装置は,暴力団とは違い,正式な国家の組織である ◎ 【自衛隊は暴力装置である,というふうに, 当たりまえである,このことをいった人間が, 寄ってたかって叩かれる不思議の国:ニッポン】 ------------------------------------ = 目 次 = 【 本日:その1(2010年11月23日)記述分 】 ①「政治権力は暴力装置を伴う」(『朝日新聞』2010年11月22日朝刊「声」欄) ② 日本の防衛費という名の軍事費 ③ 素人談義の感情ばかりが先行する「論」 【 明日:その2(2010年11月24日)記述分 】 ④ ヒステリー気味に飛躍するマスコミ報道(とくに産経新聞) ------------------------------------ ①「政治権力は暴力装置を伴う」(『朝日新
平成22年11月18日 NEW! 自衛隊基地内の航空祭において、民間人が政権批判にわたる発言をしたということで、防衛省が次官通達を出して、自衛隊幹部に民間人の言論統制をしろと言わんばかりのことを言っているのは、非常に問題だ。 防衛省に理由を聞くと、自衛官の政治的中立に疑問を持たせるからだと言うが、民間人の発言をもって自衛官の政治的中立を疑う人は100人に1人もいないだろう。 一方で、この通達によって防衛省が自衛隊幹部に、民間人の言論統制をさせているんだという理解をする人は、100人のうち99人にも及ぶのではないか。 民主党と名乗る政党が政権を担当しているが、この政権は民主主義のイロハもわきまえていないということが、また1つ明らかになった事案だ。
仙谷由人官房長官の「自衛隊は暴力装置」発言問題 元発言としてはおおむねこの記述 「暴力装置でもある自衛隊はある種の軍事組織だから、特段の政治的な中立性が確保されなければならない」 前半は社会学概念である「暴力装置」が自衛隊にかかり、その自衛隊に後半の「ある種の軍事組織」がかかる。 語としては、前半は明らかに問題がなく、後半が問題視されるのは理解できる。 後半部にしても、「ある種の」がつくことで少なくとも自衛隊=軍=戦力ではなく、自衛隊≠軍かあるいは少なくとも自衛隊≒軍と言える言い方になっているため問題が全くないとは言わないが、自民党の主張が「実質的軍組織である自衛隊」を憲法9条が否定しているので「違憲合法論」があり、現実追認の観点から憲法を修正すべしという主張があったことを考えるとこの点から民主党を責めるのはあまり理解できない。 その後の仙谷官房長官の修正である「実力組織」の用語が、後半部
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参院予算委で答弁する仙谷由人官房長官=22日午前9時22分、国会内、飯塚悟撮影 仙谷由人官房長官は22日の参院予算委員会で、18日の同委での「自衛隊は暴力装置」発言の釈明に追われた。 佐藤ゆかり氏(自民)が「(発言には)学生時代からの背景がある」と指摘すると、仙谷氏は「東京大学全学共闘会議の救援対策を担っていた。隠しもしない」。佐藤氏に「官房長官の信頼は失墜した。即刻、辞任されたらいかがか」と追及されると、「『全共闘運動をした者が政府の要職に就いたから面従腹背でこれからいくんだ』という考え方で自衛隊が染まるとは思っていない。上官の命令のもとに一糸乱れぬ行動をして頂けると確信している」と述べた。 さらに、仙谷氏が「実力組織と申し上げることが、国会では適切だ」と述べたことに対し、佐藤正久氏(自民)が「国会だからという問題ではない。ことの重大さが分かってない」と反発した。仙谷氏は「『国会で
防衛相「まさに残念」=官房長官の自衛隊「暴力装置」発言 防衛相「まさに残念」=官房長官の自衛隊「暴力装置」発言 北沢俊美防衛相は19日午前の記者会見で、仙谷由人官房長官が自衛隊を「暴力装置」と表現したことについて「まさに残念という思いだ」と述べた。 海江田万里経済財政担当相も、「自衛隊の果たしている役割を考えれば、適切ではない」と指摘。玄葉光一郎国家戦略担当相は「菅直人首相から注意されたということで、今後はそういう言葉を使わないと思う」と述べた。 一方、細川律夫厚生労働相、鹿野道彦農林水産相はそれぞれ「国会答弁については、気を引き締めてしっかりやっていかなければならない」「緊張感を持ってやっていくのが大事だ」と述べ、苦言を呈した。 (2010/11/19-11:30)
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わかりやすく書いたつもりだったのだが、昨日のエントリー「自衛隊は暴力装置ではない。タコ焼きがタコ焼き器ではないのと同じ」(参照)はあまり理解されていないようだった。これがわからないと、近代国家の意味やシビリアンコントロールの意味が理解できないことになる。それじゃ困るなと思うので、もう少し補足しておこう。 社会学的なものの考え方は慣れていない人には難しいのかもしれない。典型的な無理解として、例えば、いただいたはてなブックマークコメントにこんなのがあった(参照)。 hokusyu あたまがわるい, 暴力 詭弁w。存在自体が暴力であるという言い方は可能だが、ふつうはある力の行使のことを暴力というのであり、その暴力(乱暴な力)をふるうApparat(組織体/装置)が自衛隊や警察ってことで、日常言語でも普通に理解できる 2010/11/19 54 clicks 18 「存在が暴力」というのは文学なん
仙谷由人官房長官が18日の参院予算委員会で、「暴力装置でもある自衛隊はある種の軍事組織でもあるから、シビリアンコントロールも利かないとならない」と発言し、「自衛隊が暴力装置とはなにごとだ」という文脈で話題になった。仙谷官房長官も即座に失言を認め「実力組織」と言い換えた。 話としては、天皇機関説や女性機械説と同じ類の、学問をしてない人は誤解するということで、たいした失言でもないようにみえる。問題があるとすれば、仙谷官房長官の認識が間違っている点にある。自衛隊は暴力装置ではないのである。それは、タコ焼きがタコ焼き器ではないのと同じことなのだが、まあ、ご説明しようではないか。 社会学や政治学や法学の世界では「暴力」という言葉はドイツ語の"Gewalt"(ゲバルト)の定訳語として使われることがある。その意味で社会学での定訳語としての「暴力」は日常使う意味合いと異なることがある。 同じことは英語にも
Have you ever heard the saying that “thoughts travel faster than the speed of light?” It’s a fascinating concept that raises questions about the capabilities of the human brain and the nature of consciousness. In this article, we’ll explore the science behind this claim and whether it holds any truth. What is the Speed of
「暴力装置」問題で、安倍晋三、平沼赳夫、稲田朋美、城内実の極○四天王(「テトラゴン」には飽きたから名称変更)の反応をチェックしてみた。 世耕の批判があまりに筋が悪かったせいか、安倍、平沼、稲田の3人は、いずれも特に目立った発言をしていないようだが、われらが城内実大センセだけは違う。ブログできっちり取り上げてくれている。 ◎ 政 治 ◎ 仙谷官房長官の「暴力装置」発言 | 城内 実(きうちみのる) オフィシャルサイト 国務大臣の失言、暴言が続いている。 18日の参議院予算委員会で、防衛省が政治的な発言をする団体に対して防衛省や自衛隊がかかわる行事への参加を控えるよう指示する通達を政府が出したことを問題として、世耕弘成参議院議員が国家公務員と自衛隊員の違いを質した。それに対して仙谷官房長官が「暴力装置(発言ママ)でもある自衛隊は特段の政治的な中立性が確保されなければならない」旨の答弁をした。
国務大臣の失言、暴言が続いている。 18日の参議院予算委員会で、防衛省が政治的な発言をする団体に対して防衛省や自衛隊がかかわる行事への参加を控えるよう指示する通達を政府が出したことを問題として、世耕弘成参議院議員が国家公務員と自衛隊員の違いを質した。それに対して仙谷官房長官が「暴力装置(発言ママ)でもある自衛隊は特段の政治的な中立性が確保されなければならない」旨の答弁をした。 「暴力装置」とは、国民の生命と財産を守るために日夜命がけで働いている自衛隊員に対して、何と無礼な発言だろうか。また暴力装置という用語は自衛隊を違憲とする論者が使ってきたものである。まさか仙谷氏は官房長官という立場にありながら自衛隊を違憲と考えているのだろうか。さらには、言葉使い自体がシビリアンコントロールの原則を否定するものでもある。 以前も菅総理が、総理大臣が自衛隊の最高指揮権を有するという当たり前かつ重大な規定を
暴力装置発言に自衛官怒りの声「失望」「言葉もない」 仙谷由人官房長官が18日の参院予算委員会で、自衛隊を「暴力装置」と表現したことについて、自衛隊幹部は記者会見で冷静に対応する一方、現場の自衛官からは怒りやあきらめの声が漏れた。 防衛省制服組トップの折木良一統合幕僚長は、同日の記者会見で「われわれはやるべきことをきちんとやっていくだけ」と淡々とした様子。火箱芳文陸上幕僚長も言葉少なに「国会の論戦でやっていることで、コメントは差し控えたい」。 しかし、第一線に立つ陸上自衛官からは「自衛官のプライドがどうこうではなく、稚拙な議論で振り回す政治家に失望した」とため息も。「何十年も前の表現で、ぴんとこない」と首をかしげたのは、若手の航空自衛官。幹部自衛官の一人は「テレビを見ていてあぜんとした。言葉もない」と怒りをかみしめた。
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