ロンドン五輪に出場する選手たちを応援するため、震災がれきの流木で作ったお守りにメッセージを書く児童=13日、宮城県南三陸町の入谷小学校 ロンドン五輪に出場する選手たちを応援するため、宮城県の石巻市と南三陸町の小中学生が、震災がれきの流木で、選手や監督ら518人分の「メダル」を製作。21日、東京・代々木第一体育館で行われた壮行会に子どもたちの代表31人が出席し、選手団に手渡した。 石巻市立牡鹿中3年の佐藤瑞保さん(14)は「(東日本大震災後)大好きなスポーツができずつらかったが、いろんな人に支えてもらった。選手にがんばってほしいという気持ちを込めました」と話した。 主将の村上幸史選手(32)は「今まで感じたことのない思いが伝わった。被災した人を笑顔にできるのは選手の私たち。記憶に残る姿を披露したい」と語った。 お守りは直径5センチのメダル型で、ファッションデザイナーのコシノジュンコさんがデザ