北海道函館市にある認知症高齢者グループホームで、40歳代の女性職員2人が半年間にわたり、入所者の高齢者男女5人の頭を平手打ちするなどの虐待行為を繰り返し、同市が昨年10月に施設に改善勧告を通知していたことがわかった。 職員2人は同11月に解雇された。 同市によると、虐待は土下座をさせたり、後頭部を平手打ちしたり、「死ね」と言ったりした行為。施設は60~90歳代の18人が入居しており、同市は、今年2月に実地指導で、改善を確認できたという。
神戸市西区の高齢者介護施設「はぴね神戸学園都市」の20~40歳代の職員3人が、入所していた70歳代女性に虐待をしていたことがわかった。 女性の家族がビデオで隠し撮りして判明。市は8日付で運営会社「ケア・リンク」(東京都)に改善通知を出し、原因究明と改善計画の報告を求めた。 市などによると、女性の家族が1月初旬、ベッド近くなどにビデオを設置したところ、3人が女性の顔をたたいたり、「そんなことまで私たちにやらせるのか」と暴言を吐いたりする様子が映っていた。市の調査に対し、3人は虐待を認めているという。 女性の家族は神戸西署に被害届を提出しており、同署は捜査を進めている。 ケア・リンクの柿沼力管理部長は読売新聞の取材に虐待の事実を認め、「職員の意識が低く、教育が不十分だった。被害の実態を明らかにし、再発防止に努めたい」と話している。
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