名古屋市議選で、河村たかし市長が率いる地域新党「減税日本」を支援するため、民主党に離党届を提出した佐藤夕子衆院議員(愛知1区)が、2009年の総選挙で民主党の小沢一郎元代表の資金管理団体「陸山会」から500万円の資金提供を受けていたことがわかりました。 民主に離党届 500万円は、衆院が解散された09年7月21日、小沢氏が89人の民主党候補者に配った4億4200万円の一部。この4億円を超す「小沢チルドレン」養成資金の原資は、小沢氏が代表幹事だった新生党が解党した際の残金です。総選挙を前に、小沢氏関連の政治団体「改革フォーラム21」から小沢氏が支部長の「民主党岩手県第4区総支部」を経由して陸山会に迂回(うかい)献金され、学者、弁護士ら46人が政治資金規正法違反だとして東京地検に告発した問題のカネです。新生党資金には、約5億円の立法事務費という税金も含まれており、小沢氏による私物化疑惑も指摘さ